温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
日本三名泉のひとつである七栗の湯=三重県の榊原温泉へついにやって来た。せっかくだからご当地で宿泊してみたいが、庶民の一人旅だとなかなかにハードルが高い。ネットですぐに見つかる3軒…湯元榊原舘・旅館清少納言・神湯館はいずれも一人泊NGか、OKの日があっても閑散期に限られていたり、予...
自分でもなにがしたいのかよくわからないシリーズの3日目は三重県。この1日に的を絞れば目的ははっきりしている。有馬・玉造とともに日本三名泉に数えられる榊原温泉を体験しようというわけだ。枕草子に七栗の湯として記されているくらい由緒ある温泉だから、どうしても行ってみたい。 規模と知名度...
春先の温泉旅企画は2日目午後から「自分でもなにがしたいのかよくわからないシリーズ」の本領を発揮し始める。岡山からいきなり奈良へ移動したのである。結局なにがしたいのか? 自分でもよくわからない。気になった見どころや温泉地をつないだらこうなった。 奈良の観光目的は花の御寺と呼ばれる長...
岡山の湯原温泉郷を湯めぐりするなら欠かせないのが郷緑温泉だ。源泉100%かけ流しというだけでなく、貴重な足元湧出泉、しかも好みのぬる湯とくれば行かない選択肢はない。しかし4年前の岡山遠征では1泊2日の限られた日程で美作三湯(湯郷・奥津・狭義の湯原温泉)を優先したために残念ながらパ...
春先の西日本遠征の初日は岡山北部、とくに真庭市をうろうろする計画だった。したがって宿泊先は湯原温泉郷が最適となる。一人で気軽に泊まれそうな宿を探した結果、足(たる)温泉いづみ家がちょうど良さそうだった。一風変わった温泉名に興味を惹かれたのも理由のひとつ。戦国時代に樽詰めにした湯を...
スプリング・ハズ・カム。春が来た。もう南関東や太平洋沿岸に限定しない旅行を始めてもいい頃だ。ちょっと強気に内陸部を攻めてみましょうかね。※実際には真冬がぶり返して雪がちらついたり、結構あぶない旅だったのだが…。 全体を通してみると「自分でもなにがしたいのかよくわからないシリーズ」...
冬のあんこう鍋&温泉ツアーの2泊目は北茨城市。有名な大洗あんこう祭を筆頭に、あんこうといえば茨城を思い浮かべるし、北茨城には温泉地もある。過去にはあんこうを求めて北茨城の平潟港温泉を訪れたことが2度あった。お得にあんこうを楽しめる小規模な民宿系が多く、温泉はなかなかストロングなあ...
あんこうといえば冬の味覚。仲間内で冬の温泉企画を検討していた際に出てきたのが、あんこう鍋を食べに行きたいという希望。あんこうと聞いて関東民がまず思いつくのは常磐エリアだ。意外と積雪しない地域だから冬でも大丈夫じゃないか。 個人的には常磐あんこうツアーを過去2回遂行ずみで温泉にもあ...
冬の伊豆グループ旅行の2泊目は畑毛温泉大仙家。仲間内で定宿化しつつあるというか、すでにもうなっている旅館だ。首都圏からのアクセスの良さと冬でも比較的穏やかな気候、我々の経済力で対応できる料金設定、最大のセールスポイントは絶妙なぬる湯だ。 まさに体温ジャストな不感温度の大仙湯、体温...
仲間内で定宿化しつつある旅館のひとつが牧水荘土肥館だ。西伊豆の土肥温泉だから転地効果を得られる程度には距離のある近場で、冬でも雪や凍結を過度に心配しなくてよくて、ぬる湯好き一同にはぴったりのぬるくて広い露天風呂。すばらしい。 牧水ゆかりの老舗宿ゆえ、我らにはいささか身に余るグレー...
首都圏からアクセスしやすい温泉地のひとつが湯河原だ。雪が降る・積もるイメージがないから、冬でも行き先候補にあげやすい利点がある。その反面、箱根と同じく相場面のハードルは高い…実際に高級宿が多いし、週末&おひとり様OKの条件を加えると門戸はかなり狭まる。 とはいえいろいろ割り切れば...
2025年最初の湯宿めぐり企画では1泊目を箱根湯本とし、翌日は早々に箱根を離れる予定だった。強羅・仙石原・芦ノ湖の方まで足をのばせばいいのにもったいないと思う心はありつつ、好きなように自由に行動するのが一番ということで腹案を優先。 しかし諸事情により箱根湯本へ引き返すことになり、...
箱根は全般に相場がお高いため遠征先に選びにくい。宿泊・交通インフラがよく整備されており、車を使わなければ冬でも尻込みしなくていいのは利点なのだが。予算面については素泊まりと割り切って探すことで対応するしかないかな。 えーい、弱気になってはいかん…正月明けてまだ間もない頃だったが鉄...
考え方が年々保守的に傾いてリスクを取らなくなってきた温泉おじさん、真冬の遠征先は無難に箱根・湯河原とした。しかも車を使わず電車+バスで行く。よほど不運な南岸低気圧による大雪に当たらない限り、たいがい大丈夫でしょう。 ただし行く途中で1箇所だけ毛色の違うエリアを組み込むことにした。...
2025年の正月はわりと時間に余裕があった。温泉に限らずどこへも出かける予定がなくてずっと引きこもり生活だったから。そこでYouTubeで配信されていた伝説巨神イデオン接触篇/発動篇を鑑賞したら、精神面がやばいことになった。こりゃまずい。 そもそもの発端=せっかくの休暇に引きこも...
師走の伊豆旅行で2024年の温泉めぐりは終わり…と思わせてからのもう一発。年末年始はどこへも出かける予定がなく、新年最初の温泉計画まで間が空いてしまう。泊まりがけだのといわず、都会の日帰り温泉でいいので、どこかいいところはないか。 …いよいよ“あそこ”へ行く時が来たか。あまりに有...
温泉と湯宿に対する個人的な好みは、長く入れるぬるめの湯であること、湯使いにすぐれた源泉かけ流しならベスト、浮かれて陽気に騒ぐのでなく落ち着いて静かに過ごせる宿、規模にこだわりはないがどちらかといえば小規模系、そして温泉目当ての一人旅(世間一般的な家族・カップル旅行のノリでない客)...
伊豆2泊3日の中日は雲見から修善寺方面へ移動する。時間にたっぷり余裕があるし、どこかへ立ち寄り湯しようかなと。西伊豆~中伊豆にかけて多数の候補が考えられる中で湯ヶ島温泉に決めた。合理的な理由は説明できません。ただなんとなくだ。こういうのは気まぐれで決める方がうまくいくものだ(適当...
2024年を締めくくる遠征は、1年前と同じノリになってしまうとは思いつつ、伊豆の海鮮づくしでワッショイというコンセプトで企画した。そこで候補にあがったのが西伊豆の雲見温泉だ。過去に2回泊まりがけて訪れていてなんとなく勝手がわかっていたのと、比較的お高くないお値段で泊まれて海鮮ワッ...
2024年最後の遠征先は伊豆。冬場ゆえに行き先は限られる中、前年の年末企画が東伊豆だったので、今年は西伊豆へ行ってみようかと。ただしいつものごとく途中でどこかへ立ち寄り入浴するつもりだ。立ち寄り先の腹案を練って出発したところ、あまりに天気が良くて富士山がきれいに見える状況だったこ...
木曽で有名な日帰り温泉といえば二本木の湯。アワアワの天然炭酸泉が特徴らしい。晩秋の長野遠征で木曽へ行くことにしたので、二本木の湯は当然立ち寄り候補になる。問題は公共交通機関を利用して行けるかどうか。雪慣れしてない素人が車を運転するのを控えるべき時期はいつ頃からなのかが読めず、念の...
前回の福島遠征からまだ日が浅いというのに、さっそく次の計画へ向かおうとする温泉おじさんの姿があった。だってもうすぐ冬になっちゃうんだもん。積雪云々で足が遠のく前にあと1回、長野の温泉へ行っておきたい。 行き先は個人的になじみの薄い木曽をチョイス。車ではなく電車・バスでの移動、しか...
福島市と猪苗代町の間にある土湯峠。ここには秘湯系の温泉宿が点在している。ちょっとややこしいことに、福島市側の麓に土湯温泉および奥土湯を称する温泉宿があるが、ここで話題にするのは峠を登ったところにある土湯峠温泉郷の旅館群だ。それらを指して奥土湯と呼ぶこともあるからややこしい。 その...
高湯温泉は奥州三高湯に数えられる知名度とクオリティを誇る。おじさんも過去に訪れたことはあるのだが、その時は温泉ではない別の目的を持ったグループ旅行だったため、遅めチェックイン・早めチェックアウト・宿泊ついでの温泉という感じで、じっくり入浴する余裕がなかった。 そこで今回は「温泉を...
秋になって年内4度目の山梨遠征が実行された。これは夏の3度目の遠征時に急な事情によりキャンセル不参加となってしまったメンバーのリベンジマッチでもあった。あの時の忘れ物を取りに行く、ってやつですな。 ここで紹介するのは2泊目にお世話になった「旅館日の出温泉」だ。笛吹市の旧春日居町地...
前回の新潟遠征から次に予定されている旅行までの空白期間がわりと長く、しぶとかった夏がようやく終わって秋らしくなってきたのに何もない週末続きはもったいないと思って、単発で温泉へ行くことにした。遠方や宿泊を含む気合の入った話じゃない。気楽にサクッと都内の日帰り温泉。 調布の深大寺天然...
秋の新潟遠征の最終日。清津峡にいたから、近隣の温泉に立ち寄って帰るプランを漠然と考えていたところ、急な気まぐれで、やっぱり三国街道(国道17号)を戻りながら道中のぬる湯に浸かっていくことにした。群馬県側になってもかまわない。 貝掛温泉・法師温泉などいくつかあてがあった中で、久しぶ...
日本三大峡谷といえば黒部峡谷(富山)、大杉谷(三重)、そして清津峡(新潟)。清津峡には過去に2度訪れたが、清津峡の入口にある清津館という旅館が気になっていた。日本秘湯を守る会の会員宿ってことで、つまりは秘湯ロマンを期待できるし、川を眺めながら入る貸切露天風呂を体験してみたい。加え...
長岡の寺宝温泉の名前をネットで見かけることがよくあった。その時は、きっといい温泉なんだろうなと心に留めておく程度であったが、このたび寺泊への遠征が実現する運びとなったので、ちょうどいい機会だから噂の寺宝温泉にも立ち寄ってみることにした。 あらためて調べてみると、源泉かけ流し…当館...
新潟の寺泊は魚市場のイメージが強い。おいしい魚を食べに/買いに行くところ、あるいは日本海側の海水浴場、もう少しイメージを膨らませても…今は廃止されてしまったが…佐渡へのフェリーが出ていた港、といったところを思い浮かべる。温泉のイメージはなかった。 しかし、とくに決まったあてもなく...
町内の店頭からいっせいにお米が消えた「令和の米騒動」、あれはいったい何だったのか。新米が出回り始めたら急に復活したな(でも高い)。そんなふうにお米のことを考えていたら急に思いついたのである…米どころでおいしい新米を食べたいな~。というわけで新潟遠征を計画した。もちろん温泉めぐりの...
秋という名の真夏と変わらない気候の中でスタートしたグループ旅行の2泊目は、碓氷峠の霧積温泉金湯館。山奥の一軒宿で涼しい土地みたいだし、温泉もぬるいことで知られている。今の我々にぴったりじゃないか。 霧積温泉に関連するフレーズで有名なのが「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」…...
暦の上では秋でもまだまだ真夏並みの残暑が続く頃、群馬への2泊3日グループ旅行が企画された。いつものメンバー…ぬる湯好きの沼に引きずり込まれつつある…だからぬる湯を求めたいが、予定日の有名どころは満室が多く、なかなか厳しそうだった。予約競争に出遅れちゃったかな。 ならばせめて涼しい...
秋田県大仙市にある強首温泉樅峰苑に行ってみた。こわくびおんせんしょうほうえん。一発で読める自信はないが、温泉界では有名な旅館らしい。第一に挙げるべきは大正時代に建てられたという、国の登録有形文化財にも指定された建物の圧倒的な存在感。おじさんもSNSで映える写真がアップされてるのを...
最大400mを超える日本一の水深とたつこ像で知られる田沢湖。その田沢湖を一望するロケーション、かつ秋田駒ケ岳登山口にも近いのが田沢湖高原温泉郷だ。知名度でいえば近隣の乳頭温泉郷が強くて、とくに遠方のお客さんはどうしてもそっちへ行きたがってしまうのだが。 今回の遠征の2泊目に田沢湖...