温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
紅葉シーズンの南会津への一人旅。最後に辿り着いたのは会津若松。見どころはたくさんあれど、空はあいにくの雨。歩き回る気にはなれない。ということで駅至近の日帰り温泉施設「富士の湯」へ行ってみた。 …すいません。正直なめてました。ここスゴイじゃないっすか。広い・豊富な種類の浴槽...
紅葉シーズンの混雑+下り坂の天気という避けたい条件にもかかわらず、ビビッときて急きょ決めた南会津への一人旅。宿泊先は湯野上温泉の民宿すずき屋だ。 湯野上温泉それ自体が険しい渓谷の崖沿いだったり、すぐ目の前を列車が走っていたりと面白いところなのだが、当宿も砂風呂を備えていた...
いつもなら「混雑ピーク絶対避けるマン」のおじさんだが、今回は人が多いのを承知で、紅葉の南会津へとひとり旅立った。観光先は下郷町の大内宿と塔のへつり。 どちらも町の観光の目玉だけあって、周遊に適したいくつかのバス路線が設定されている。それらを利用して効率よく回りつつ、緑~黄...
秋雨の中の信州グループ旅行2泊目は松本市内にある浅間温泉「富士乃湯旅館」。市街地のはずれといったところにあり、都市の利便性と非日常的な旅情感を両立させている温泉街に佇む静かな宿だ。 しかし最も際立つ個性といえば、館内に展示されている美術品の数々。ガチで「おたから」レベルの...
さわやかな秋のはずなのに、現実は気が滅入りそうな秋雨。そんな中をグループ旅行で松本までやって来た。うーん、上高地だ美ヶ原だっていう天気じゃないよな…じゃあ屋根のあるところはどうか…しかしお城や博物館系はどうもメンバーの受けが良くない。 北へ行くほど降水確率が低いという怪し...
諏訪の温泉といえば上諏訪に代表される湖畔の洒落た旅館群を思い浮かべる。しかしもちろんそれだけではない。たとえば下諏訪の少し山に入ったところに毒沢鉱泉という個性的な温泉(鉱泉)が湧き、神乃湯という秘湯感ただよう旅館がある。 秋雨の続く中、その神乃湯をグループ旅行で訪れた。冷...
季節外れの長雨に見舞われた秋の諏訪観光。本記事はその後半にあたる、大社めぐりの下諏訪編である。この頃には一時的に雨が止んでくれて歩き回りやすくなったのがせめてもの救い。 話には聞いていたもののあいまいなイメージしか持っていなかった御柱を目の当たりにし、勇壮な祭りの映像を鑑...
2017年、秋の行楽シーズンだというのに全国的に来る日も来る日も雨・雨・雨…という時期があった。よりにもよってそんな時に長野県の諏訪を訪れた。グループ旅行で日程がガッチリ決まっていたからしょうがない。 今回はいつも以上にアドリブ色が濃く、諏訪に着いてからどこを回るかを決め...
以前実行した遠征の影響で寅さん映画=「男はつらいよ」シリーズを見始めている。今までまったく興味がなかったことを思えば、我ながら不思議な成り行きである。しかしこれが食わず嫌いをやめてちゃんと見てみるとなかなかに面白くて味がある。 考えてみれば、寅さんは年がら年中旅をしている...
ようやく秋らしくなってきた、とある週末。千葉県銚子観光の最後に温泉に立ち寄ってみた。灯台で有名な犬吠埼付近には温泉が出るのである。海はあるわ、見晴らしの丘はあるわ、レトロな鉄道はあるわ、加えて温泉まで。にくいぜ犬吠。 このあたりに日帰り利用OKの温泉を提供するホテルはいく...
小さい秋を見つけに行った千葉県・矢指ヶ浦温泉への週末一人旅。翌日ただ直帰しても面白くないので、近くの銚子を“ぶら~り”寄り道していくことにした。 銚子といえば漁港・醤油工場・銚子電鉄・犬吠埼。今回は銚子電鉄と犬吠エリアにフォーカスして回った。徒歩でカバーしたり温泉に立ち寄...
厳しい残暑が収まって本格的な秋が始まる頃。あ~、このところ一人旅成分が不足気味だなあ…。グループ旅行やさまざまなイベントでそれなりに忙しくしていたのだが、どうにもムズムズする。 そろそろ一人旅がしたい。折しもフリーの週末が迫っていた。どうする? やるか? ミー、やっちゃい...
営業時間を思い違いしたせいで現地まで行きながらフラれた埼玉・三郷の「早稲田天然温泉 めぐみの湯」へ1ヶ月遅れのリベンジ訪問。今回はしっかり時間を見極めて万全の体勢で臨んだ。 ここは浴槽の大半が生源泉100%の掛け流し。濃ゆい温泉をこれでもかと堪能できる。やはり泉質・湯使い...
9月の休日。日帰り温泉施設へ遠征するついでに葛飾・柴又へ行ってみた。かのフーテンの寅さんの出身地である。参道→帝釈天→寅さん記念館→山本亭→矢切の渡しと、ゆっくり回って3時間といったところだ。 あちこち見て歩くうちに映画のテーマソングが脳内で無限ループし始め、気分はすっか...
なんでだろう。なぜなんだ。答えは風に吹かれている。 夏の終わりにグループ旅行でやって来た北海道。我々は決して鉄ちゃんではないというのに、どういうわけかレンタカーでJR日高本線の駅めぐりをすることになった。我ながら合理的な理由は見当たらない。なぜ駅めぐりなのか。答えは風に吹...
残暑の中に秋の気配が忍び寄る北海道へグループ旅行でやって来た。レンタカーで回ったのは日高地方。日高といえばサラブレッドの生産牧場が多いことで有名だ。 もちろん観光牧場ではないから、馬が見たいからと勝手に訪れるわけにはいかないが、一部の牧場では所定のルールとマナーを守るとい...
北の大地が夏から秋へと季節を変える頃にグループ旅行で訪れた北海道・日高地方。2日目の宿は新冠にある「レ・コードの湯 ホテルヒルズ」。なかなか温泉に恵まれない日高地方でみごと温泉を掘り当てた根性の結晶だ。アルカリ性のぬるぬるしたお湯が印象的だった。 新冠町はレコードと馬(サ...
夏の終わりにグループ旅行で北海道の日高地方をまわった。1泊目の宿が浦河にある「うらかわ優駿ビレッジAERU」である。サラブレッドの産地にふさわしく、馬とのふれあいをテーマとする宿だ。日本中央競馬会JRAも一枚噛んでいる模様。 なお温泉の観点でいうと、ちょっと悲しい経緯もあ...
ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。…で始まる有名な(?)「宇宙ヤバイ コピペ」。替え歌のごとく一部が改変された派生種を含めて、ネット上に転がっているこの文章を何度か見かけた。 だが本当に宇宙ヤバイのだ。こんなヤバイところに住んでる我らも相当ヤバイ。しかもヤバ...
長野といえば善光寺。発想が貧困なのは承知の上で、長野といえば善光寺なのだ。そんなわけで真夏の避暑企画のグループ旅行最終日、善光寺へお参りして帰ってきた。 ここもやはり昨今のエキゾチックジャパン…じゃないや、クールジャパンだっけ? とにかく海外からの観光客が目立っており、非...
信州の湯治場・鹿教湯(かけゆ)温泉には名所旧跡をめぐるちょっとした散策コースがある。2016年末に訪れた際には雪道に阻まれて途中で断念させられ、コースを完遂することはできなかった。 あれから約8ヶ月、真夏の避暑企画としてグループ旅行で再訪する機会を得たので、再チャレンジし...
湯治場として有名な長野県の鹿教湯(かけゆ)温泉。実はそう遠くない過去に訪問ずみだったのだが、ひょんなことから再訪の機会を得た。 グループ旅行で宿泊したのが、便利な立地の「みやこ旅館」。ご当地の性格を反映して、観光客というより湯治客に寄せた運営スタイルではあったが、鹿教湯の...
真夏の避暑企画で万座温泉に泊まった翌朝、ちょっと周辺を散歩してみた。前日の雨が落ちそうな曇り空から一転、太陽が照りつける陽気となったが、それほど暑苦しく感じなかったのは、さすが万座さん。 行ったのは湯畑から熊四郎洞窟をまわるコースと牛池を周回するコース。結構たくさん歩いた...
標高1800メートルに位置する群馬の万座温泉。真夏の避暑にはもってこいじゃないかと考えて8月のグループ旅行で訪れた。当時は天候不順により関東平野部でも涼しい日が続いていたから、劇的な気温差というほどではなかったが。 宿泊先は万座プリンスホテル。お盆の時期や休前日を外したに...
急きょ思い立って実行した8月の「週末ミニひとり旅」。最後を飾る3湯目は埼玉県吉川の日帰り温泉施設「吉川天然温泉 ゆあみ」である。首都圏通勤路線の駅至近ながら源泉100%の温泉を楽しめるのはありがたい。 ここの目玉は温泉だけではない。むしろ最大の売りは日本一を謳う智光薬湯だ...
羽生といえばフィギュアスケートや将棋界のトッププレイヤーが頭に浮かぶ(読みは違うが)。続いて、東北自動車道のパーキングエリアにあったなー、と。 申し訳ないが埼玉県・羽生に温泉のイメージはなかった。ところがネットで調べると、なかなか評判の良い温泉付きのビジネスホテルがあると...
埼玉県・久喜市にある日帰り入浴施設「森のせせらぎ なごみ」へ行ってきた。もろもろ予定が立て込んでいて気ままな遠征ができない中で編み出した企画「週末ミニひとり旅」の1湯目である。 ここの目玉はなんといっても砂蒸し風呂。埼玉の日帰り施設ということを考えると相当珍しいメニューだ...
箱根の玄関口に展開する、ある種のテーマパーク「鈴廣かまぼこの里」へ一人旅の帰りに寄ってみた。かまぼこ・練り物というワンテーマでよくぞここまで、と感心するほど多種多様なレジャーねたを提供している。 なお、当ブログ主が“かまぼこ”を名乗るからといって、ここ(=かまぼこの里)が...
夏の一人旅で三島のわりと新しい名所「三島スカイウォーク」へ行ってみた。日本一の吊り橋ってところにロマンがある。一人でそんなとこ行ってなにが楽しいの? とかは聞いちゃいけません。 吊り橋の他にも道の駅風の施設があったりして、立ち寄りスポットとしていろいろ頑張っている。訪問時...
伊豆半島の付け根に知る人ぞ知る、ぬる湯の名湯があった。その名を畑毛温泉という。位置的には函南町に属するのだろうが、今夏の一人旅で訪れた宿は伊豆の国市側にある「大仙家」。 口コミの評判に違わぬ極上の湯であった。ぬるさが非常に気持ちよくて1時間入りっぱなしでも全然平気だった。...
夏の伊豆一人旅で伊東から函南へ移動する途中に熱海をぶらぶらした。来宮神社からサンビーチに出て熱海駅へ至るコース。何度か訪れたことのあるおなじみの熱海の風景だが、たまに来てみるのもいいもんだ。 それにしても暑い! 熱中症になるかと思った。そして坂がきつい! 何の罰ゲームかと...
夏もめげずに温泉一人旅。今回の行き先は伊豆。初日に泊まったのが伊東の市街地に立つ「お風呂ずきの宿 大東館」である。お風呂ずきの宿というサブタイトルを冠する通り、ここは宿泊客にお風呂を楽しんでもらうことを主眼に置いているから、ぬるめの湯とあわせて、自分にはぴったりだ。 また...
伊豆半島・伊東の有名な景勝地といえば城ヶ崎海岸。灯台や吊り橋が定番の観光スポットだ。だがあえてそれらに背を向けて、夏本番の時期に行ってみたのが、名前からして怪しげなオーラを放つ「怪しい少年少女博物館」。 もうね、何もかも、わけがわかりません。あまりに意味不明すぎて少年少女...
2017年上半期の一大イベント「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」が最終日を迎えた。この日は新幹線に乗って帰るだけ。ただし最後の最後にちょっとだけ“ぶら~り”してみたのでミニレポート。 行き先は新花巻駅近くの(いや、近くはなかった、決して)宮沢賢治記念館。といっても中は見...
少しでも温泉に興味を持った者ならすぐに、ネット・テレビ・本などで名前を知ることになるだろう、それほどの存在感を放つのが花巻南温泉郷にある鉛温泉の一軒宿・藤三旅館である。ここに一人旅で泊まってきた。 梅雨入り直前に決行された3泊4日「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」の最後...
岩手県・花巻南温泉郷を代表する温泉地の一つ、大沢温泉。個性派揃いの温泉をめぐる一人旅「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」の終盤をやさしい系のお湯で飾るべく、6湯目をここ大沢温泉に定めた。 時間の関係で大沢温泉内に数ある浴場のうち2箇所を日帰り入浴しただけだが、明るい湯治場...
岩手県・国見温泉。秋田駒ケ岳の岩手側の登山口であり、とっても不思議な緑色のお湯で知られる温泉地でもある。車がないと行きづらい場所なのだが、この摩訶不思議なお湯をぜひ体験してみたくて、思い切ってタクシーを使って訪問した。 2017年前半の最後を飾る一人旅「秋田と岩手の温泉ビ...
秋田を代表する温泉地・乳頭温泉郷はそれぞれ個性の異なる7つの温泉宿が集まっている。そのうちの一つ「蟹場(がにば)温泉」へ日帰り入浴してきた。2017年上半期総決算となる一人旅「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」の4湯目である。 熱い内湯・ぬるい内湯・ワイルドな露天風呂と、...
温泉ファンの間で常に高い人気を誇る乳頭温泉郷・鶴の湯温泉。あまりの人気に、泊まりたくても予約を取るのがなかなか難しいという。 ではせめて日帰り入浴で…と考えて昼に行くと、同じ境遇の者たちで湯船は溢れかえり、秘湯感を味わうどころではないらしい。まあ伝聞だが。 別に鶴の湯...
有名な乳頭温泉郷の手前にある水沢温泉は、実際のところ、それほど知られているわけではない。とくに遠方からの客ほど水沢温泉をスルーして乳頭温泉を目指してしまう。 そんな水沢温泉の中心街から外れたところに一軒だけポツンとあるのが、「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」2湯目・駒ヶ...
梅雨も間近の時期に決行した一人旅「秋田と岩手の温泉ビッグネーム探訪」。その1湯目が新玉川温泉の日帰り入浴体験である。クマの出没がよく報道されるところであり、 クマにいささかビビり つつも行ってみた。 日本一の強酸性で知られる玉川温泉と同じ源泉を引いているだけあって、噂に違...
近年は某元都知事の件で名前があがることの多かった湯河原温泉だが、もちろん温泉に罪はない。古くからの由緒ある格調高き名湯である。 その格の高さゆえ、大人の隠れ家的な、あるいは割烹・料亭的な高級旅館ばかりのイメージがあって、興味はあれど気楽な一人旅には敷居が高かった湯河原温泉...
日光市街からいろは坂を上りきる手前に現れる観光スポット、奥日光の前庭ともいうべきポジションが明智平だ。反対にバスの終点近く、奥の間にあたるポジションが湯ノ湖と湯滝。 新緑の季節にグループ旅行でこれらの地を訪れた。ド定番である華厳の滝・中禅寺湖・竜頭の滝・戦場ヶ原はスルーし...
グループ旅行で新緑の奥日光へGo。バスの終点に待っているのが、強烈なタマゴ臭と白濁したお湯が特徴の日光湯元温泉だ。湯ノ湖畔にポツポツと点在する旅館の中から、宿泊先の「スパビレッジ カマヤ」についてレポートする。 とりたてて豪華だったり今風だったりするわけではない。いたれり...
日光東照宮・陽明門の4年にわたる修理工事がこの3月に完了。再び公開されたというので見てみたい、との某所からの要望を受けて、新緑の日光へグループ旅行とあいなった。 大勢の見学客でごった返す東照宮はたしかに金ピカ・鮮やかになっていた。こいつが本来の色味を再現したものだとすると...
宮城県の作並といえば温泉で有名なところだ。当地はもう一つ、ニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所がある場所としても知られる。朝ドラ「マッサン」に影響されたからというわけではないが、2016年秋の一人旅の際にこの蒸溜所に立ち寄ってみた。 一応断り書きしておこう…本記事は飲酒をすすめ...
仙台の山間部にある作並温泉。規模と設備を競う大型ホテル群の中にあって、それらとは一線を画すポジションにあるのが「かたくりの宿」だ。2016年秋の一人旅でここに泊まったときのことをレポートする。 ネットで予約しようとしたら、計画していた日に可能だったプランがそれしかなかった...
山形市にある有名な山寺(立石寺)へ2016年秋の一人旅で訪れた。昔からちょっと行ってみたいなと思っていたので、長年の念願が叶った形だ。はっきり言おう。お寺というか、山です。名前に偽りなし。 本格登山とまではいかなくても、それなりの運動量をこなす服装と覚悟で臨んでいただきた...
2016年秋に一人旅で蔵王温泉を訪れ、ホテルオークヒルに泊まった。温泉街の中心から外れたところにあるのだが、おかげで静かな環境で落ち着いて過ごすことができるし、リーズナブルなお値段で泊まれるのはありがたい。 肝心のお風呂は蔵王温泉の特徴をよく表す、源泉掛け流しのお湯を楽し...
どこへ行ってもナイスなお湯を提供してくれる蔵王温泉の中でも特徴的な施設が日帰り温泉「すのこの湯 かわらや」。浴槽の底から源泉が湧き出しているのだ。 いわゆる足元湧出泉だ。強い酸性硫黄泉を湧き出したばかりの新鮮な状態で味わえる。この珍しいお湯を2016年秋の蔵王訪問のときに...