温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
秋田県湯沢市といえば2020年秋に誕生した菅総理の出身地として一躍脚光を浴びた。より詳細には市内の秋ノ宮地区らしい。そんなホットな町にある秋の宮温泉郷「鷹の湯温泉」を目指した我ら、「秋に秋田の秋の宮」ってことで何かいいことありそうな予感がしてたら、その通り。 昔ながらのレトロな旅...
山梨の温泉でよく聞かれるフレーズが“信玄の隠し湯”。笛吹川上流の山里にある川浦温泉「山県館」もそのひとつに数えられる。ここが大変良いぬる湯だというので、このたびの“山梨ぬる湯めぐり”グループ旅行の2泊目に選んだ。 とにかく湯量が豊富。加水も循環もない源泉100%を広い湯船にこれで...
山梨県南部町のちょっとハイソないい宿といえば船山温泉。夢の船山温泉と勝手に呼んでいるが、ハード面・ソフト面・周囲の環境面すべてが好印象なんでね。自分基準だと気軽に行けないお値段という意味でも夢なのだ。 とか言いながら3度目の訪問を果たすことになった。定宿を持たない派の自分にしてみ...
伊豆の踊り子にゆかりの深い湯ヶ島温泉。ここに贅沢な気分で過ごせる古民家風旅館「白壁」がある。伊豆の踊り子と何のゆかりもない面々が、たまには贅沢しましょうということで当館のお世話になった。しかも柄にもなく露天風呂付き客室にしちゃいまして。 …やばい。これはやばい。何かの間違いじゃな...
ぬる湯好きは要チェックの畑毛温泉「大仙家」。首都圏からもアクセスしやすい伊豆・函南エリアにある(実際の住所は伊豆の国市奈古谷)。3年前に初めて訪れて「いい温泉だなあー」と感嘆したので、いつかまた来てみたいと思っていた。 同じくぬる湯好きの知り合いに大仙家をおすすめしたところ、興味...
真夏の甲府でたいそう結構な温泉宿に出会ってしまった。その名を湯村温泉「弘法湯」。杖の湯なるサブタイトルを冠しており、弘法大師の開湯伝説に発する古くからの銭湯・杖の湯に連なる歴史を持つらしい。 新しくてオシャレなホテルではない。逆に年季の入ったレトロ感たっぷりの旅館だが、気取らずゆ...
あー温泉に行きたい。夏真っ盛りの時期に熱い温泉には入ってられないし、なおかつ一人でふらっと出かける旅で、あてになる行き先のひとつが山梨県の下部温泉だ。今回は「元湯 甲陽館」に泊まってみることにした。 水のように冷たいぬる湯のイメージがある下部温泉だが、それは旧源泉。当館は熱めの新...
千葉の館山は房総半島の最南端ではないけどほぼ南端、チーバくんでいうと足のつま先あたりに位置する。有名な町だからもちろん名前は知っていたが、海のイメージばかりで温泉に関しては何も知らなかった。夏のグループ旅行の計画時に調べてみたら温泉宿がわりと多かったから2泊目の地を館山とした。 ...
千葉県の温泉地は冷鉱泉を含めれば決して少なくはない。今夏のグループ旅行で房総半島へ行くことになったので調べてみると、養老渓谷温泉郷が目に留まった。夏の渓谷はいかにも涼しげだし、滝めぐりの遊歩道もあるし、いいかもね。実際は梅雨前線の大活躍によりそれどころじゃなかったのだが…。 泊ま...
北海道登別に第一滝本館という巨大かつ温泉天国なホテルがある。1年前に日帰り入浴で訪れた時、温泉のあまりの充実ぶりに衝撃を受けたので、同行メンバーともども「今度は泊まりで来よう」と誓ったのだった。あれから1年、本当に泊まりに来てしまった。夢じゃないよな。 おそろしく巨大なホテルなの...
スキー場のイメージが強い北海道ニセコにもいくつかの温泉地がある。中でも「ニセコ五色温泉旅館」は、ご当地に多いリゾートホテル群とは一線を画す、湯治系の秘湯宿といえる。温泉目当ての旅行者なら一度は当湯を体験してみたくなるに違いない。 コロナ緊急事態宣言明けの最初の旅行が北海道で、いろ...
1年前、おじさんは異世界に転生していた。現実とは思えぬ、信じがたいほどの怒涛の海産物が出てくる夕食を前に呆気にとられるしかなかった「いわない温泉 高島旅館」に泊まった夜のことだ。あれは仲間内で語り草になるほどだった。 そして今年もまた、神威岬リベンジ戦というテーマで同じ地域への旅...
栃木の塩原温泉郷って有名だけど行ったことがなかった。少なくとも記憶にある限りでは。なので急に思い立って行ってみることにした。 調べてみると、塩原とは11もの温泉地の総称であることがわかった。大網・福渡・塩釜・塩の湯・畑下・門前・古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯…把握しきれ...
春先の伊豆へのグループ旅行における元々の目的は、雲見温泉「高見家」に泊まることだった。計画の発起メンバーによれば、お手頃価格で盛りだくさんの海鮮を食べられる宿として、ネットだかテレビだか冊子だかで紹介されていたのだという。 確かにすごかった。伊豆は全般にお魚パラダイスの宿...
伊豆半島の南端エリアにある弓ヶ浜には温泉付きの民宿が数多く集まっている。夏の海水浴に来る若者グループやファミリーが主要な客層なのかなという気がするが、冬でも普通に営業している。 自分が弓ヶ浜の「温泉民宿 清水屋」に泊まったのは、季節が冬から春へと移る頃に催されたグループ旅...
今回の旅の目的は河津桜を見ること。それは初日でクリアしてしまい、南伊豆で1泊した。そうして翌日とんぼ返りだといかにもせわしないので、戻りつつ途中でもう1泊する計画を立ててあった。 2泊目の宿として決めたのが西伊豆の海に近い土肥温泉「ふじやホテル」。最上階に展望露天風呂を持...
静岡県南伊豆町に弓ヶ浜という風光明媚な砂浜がある。しかもそこは温泉地でもあるというんだから、天は二物を与えたり(温泉は近くの下賀茂温泉からの引湯)。ちょうど桜の花見で南伊豆に行く機会があったので弓ヶ浜温泉で泊まることにした。 選んだお宿は洒落た雰囲気の「季一遊(ときいちゆ...
熊本県の温泉といえば黒川をはじめとする阿蘇エリアや歴史ある山鹿、あるいは小京都・人吉がよく知られているだろうか。だが今回の遠征のためにいろいろ調べてみると、県南の海寄りに大変結構なぬる湯があるとの情報をキャッチした。 その名も湯浦温泉「亀井荘」。観光・宴会旅館のポジション...
長崎県の温泉といえば真っ先に雲仙温泉が思い浮かぶ。火山性を意識させる、地獄谷から湧き出る白濁硫黄泉と聞けば、どうしても行ってみたくなるってもんだ。 しかし一人旅で泊まろうとすると、特に休前日は、おひとりさまウエルカム&お高すぎない宿の空室を見つけるのはハードル高め。今回は...
夏目漱石「坊っちゃん」の主人公にはモデルがいるそうな。その人物・弘中又一の故郷が山口県周南市の湯野温泉だ。なんてことは事前にまったく知らず、旅程の都合と直感にしたがって訪問先に選んだ。 宿泊先は湯野温泉を代表する旅館のひとつ「芳山園」。当時の自分に合ってそうだったビジネス...