ゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。鉄道とバスによる一人旅が原点。
春の栃木温泉旅行は最終日になってスカッと晴れた。この天気で直帰するのはもったいないので少し寄り道して帰ろう。温泉はさんざん入ったからもういい、観光メインで、と話がまとまった。幸いというかなんというか、自分は塩原の観光スポットにほとんど縁がなかった。どこへ行っても新鮮味があるだろう...
広い範囲にまたがる塩原温泉郷の中塩原地区。ここにぬる湯の宿を見つけた。まだ残雪が気になる時期だったから、山の奥の方を避けて国道沿いの温泉街かその近辺で探すと、どうしても熱めの湯が多い。しかし赤沢温泉旅館だけはぬるいという評判が目立った。我らぬる湯派一味が選ぶとしたらここしかない。...
今回の旅行に絡めて那須塩原で立ち寄りできる温泉を探していたら「大鷹の湯」が目に留まった。那須や塩原の奥の方まで行かない場所…高速のインターやJRの駅からそう遠くない場所にあって、行程面から考えてちょうどいい具合だ。 それに温泉の質がかなり本格的でよさげに思えた。五ツ星源泉の宿とい...
真っ赤な夕焼け、沈む夕日を眺めながら浸かる露天風呂は、さぞかし最高の気分に違いない。しかも好みのぬる湯であれば言うことなし。そんな夢を叶えてくれそうな温泉宿を見つけた。栃木県は那珂川町にある馬頭温泉郷。那珂川沿いの景観面を期待できるロケーションだ。 今回お世話になったお宿は「元湯...
栃木県さくら市には市営の温泉浴場がある。第一・第二とあるうち、今回は第一の「市営もとゆ温泉」を訪れた。 春先に那須・塩原へ泊まりがけで行って、その途中でさくら市の温泉に立ち寄り入浴し、最後は宇都宮で餃子を食べる、というパターンを期せずして3年続けることとなった。やはりさく...
栃木の塩原温泉郷って有名だけど行ったことがなかった。少なくとも記憶にある限りでは。なので急に思い立って行ってみることにした。 調べてみると、塩原とは11もの温泉地の総称であることがわかった。大網・福渡・塩釜・塩の湯・畑下・門前・古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯…把握しきれ...
栃木県那須塩原市にある広大な千本松牧場。動物とふれあったり、身体を動かすアトラクションに手作り体験、いちご園なんかがある。ジンギスカンをはじめとした食事やお土産ショップも展開してる。行ったことがある方も多いだろう。 その千本松牧場の中に温泉浴場「千本松温泉」がある。しかも...
鬼怒川温泉といえば誰もが知る一大温泉地である。最近は盛っているところと寂れたところと二極化が激しいとも聞くが、自分はそもそも鬼怒川温泉に行ったことがなかった。一人旅だと敷居が高そうだし。 しかし温泉めぐりをするようになって、いろいろ情報を調べていると、鬼怒川では「鬼怒川仁...
観光で鬼怒川上流4ダムへ行くことになったので関連情報を調べていたら、水陸両用バスで行く「湯西川ダックツアー」なるダム見学ツアーの存在を知った。ほほう、面白そうだ、行きましょう。 コースは2種類=湯西川ダムコースと川治ダムコースがある。旅のメンバーと協議の上、スリル満点のキ...
栃木県の湯西川温泉は平家落人伝説の残る山深い里である。ものすごい秘湯なんだろうかと以前から気にはなっていたのだが、このたび梅雨入り時期のグループ旅行にて訪れることができた。 宿泊先の「平の高房」は温泉街の最奥部、いや温泉街を突き抜けて外れてしまったといってもいい場所にある...
鬼怒川上流4ダムをご存知だろうか。そのまんま鬼怒川上流にある4つのダムを指し、五十里(いかり)ダム・川俣ダム・川治ダム・湯西川ダムからなる。 梅雨入り時期のグループ旅行で鬼怒川上流エリアを訪れたので、せっかくだからとそれらを見て回ることにした。決してダムマニアではないのだ...
栃木県の奥鬼怒温泉郷といえば、昨年の梅雨入りするかしないかくらいの時期に「八丁の湯」という秘湯宿に泊まったのがいい思い出だ。すばらしい温泉と秘境感いっぱいの環境が印象深い。 あれから1年。ほとんど同じ時期に八丁の湯を再訪することになったのである。またあの露天風呂に入れるな...
梅雨入り時期に鬼怒川上流域を訪ねるグループ旅行が企画された。その最初の見学先となったのが龍王峡。鬼怒川温泉から少し上流へ遡ったところに位置する峡谷である。 当日は運良く晴れてくれたおかげで緑の眩しい川沿いの景色を楽しむことができた。いよいよ夏が来やがったかとボヤきたくなる...
栃木県中部の現さくら市にあたる氏家・喜連川エリアは、なかなかの名湯が顔を揃える。その中のひとつが松島温泉「乙女の湯」。アトピーに効くと言われ、温泉の効能を求めて訪れる客も少なくない。 もちろん通常の入浴目的で、あるいは温泉ファンの目線で楽しむために、やって来る客もたくさん...
週末や連休中は混むから、温泉旅行するなら平日休みを取って行きたい、などと甘っちょろいことを抜かしていたおじさんだが、頻繁にあちこち行こうとすればするほど、そうも言っていられなくなる。 やむなく週末の1泊2日でカバーするパターンが増えてきて、今回も春先の週末に那須湯本温泉を...
那須湯本温泉といえば江戸時代の温泉番付で東の関脇の座(上から2番め…当時は横綱位がなかった)にあった由緒ある温泉だ。前々から気になっていたので週末を利用して行ってみることにした。 那須湯本といえば有名なのが「鹿の湯」。素通りなどあり得ないというほどの、ご当地の顔である。も...
梅雨入りする前に「ザ・秘湯の旅」と称して栃木の奥鬼怒温泉郷と山形の姥湯温泉・滑川温泉をめぐってきた。どこも秘湯らしい絶景のお風呂を堪能できたし、移動の途中では川俣ダムという、これまたスケールのでかい絶景に度肝を抜かれた。 そんな絶景続きの旅も最終日。仕上げの観光に選んだの...
鬼怒川を上流へ遡っていくと、いくつかの大きなダムに出くわす。その中の一つが川俣ダムだ。昭和41年に完成した、鬼怒川で最も上流にあるダム。なんの予備知識もなく、移動の途中にさくっと見てすぐに立ち去るつもりで寄ってみた。 …おいおい冗談じゃないぜ。現代文明が作り上げた絶景とで...
梅雨入り直前のグループ旅行で栃木県の奥鬼怒温泉郷を訪れた。奥鬼怒といえば気軽に行くことなどあり得ない、深い山中のザ・秘湯である。自分にははるか縁遠い存在。このたび数奇な運命(大げさ?)で巡ってきたチャンスに飛びついたおかげで行けたようなものだ。 宿泊先は「八丁の湯」。昔な...
奥鬼怒温泉郷。わかる人にはわかるだろう。秘湯という言葉がまさにぴったりあてはまる秘境の温泉地である。でも、わからない人にはわからない。「今度、奥鬼怒っていうところの温泉に行くんだ」と話しても「へえ、鬼怒川かあ」と返されてしまうのがオチだ(実際そんなやり取りが何度かあった)。 ...