温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
梅雨入り直前のグループ旅行で栃木県の奥鬼怒温泉郷を訪れた。奥鬼怒といえば気軽に行くことなどあり得ない、深い山中のザ・秘湯である。自分にははるか縁遠い存在。このたび数奇な運命(大げさ?)で巡ってきたチャンスに飛びついたおかげで行けたようなものだ。 宿泊先は「八丁の湯」。昔な...
神奈川県の箱根よりも都心寄りの厚木に温泉地があるってのはすっかりノーマークだった。厚木といえばベッドタウンであったり、大学や企業が拠点を構える町、完全にそっちのイメージしかなかった(ちなみに厚木基地は厚木市じゃない)。 その厚木の七沢温泉「七沢荘」に泊まろうというお誘いを...
見事な五月晴れ、とはいかない雨がちな5月の週末。ウン十年の人生において、やまだかつてない怒涛の温泉旅シリーズ・春場所も、いよいよ後半戦。今度の行き先は新潟県の月岡温泉だ。 美人の湯(おじさんには関係ないけど)・エメラルドグリーン・豊富な硫黄分・アブラ臭といったキーワードで...
春のみちのく一人旅、2日目は東鳴子温泉に宿を取った。東鳴子温泉は、鳴子・東鳴子・川渡・中山平・鬼首という5つの温泉地からなる鳴子温泉郷のうちのひとつである。 鳴子温泉郷は初めてみたいなものだし、特にこれといったこだわりもなく、正直なんとなくで東鳴子に決めた。その中で宿泊先...
東北へ2泊3日の温泉一人旅に出たおじさん。最初に訪れたのは山形県大蔵村の肘折温泉。ゴールデンウィークといっても過言ではない時期だから、混雑絶対避けるマンのおじさんは戦々恐々だったのだけれども、拍子抜けするくらい混雑とは無縁なのんびりムード。 初日の宿泊先は「旅館勇蔵」。肘...
長野県青木村にある田沢温泉はぬる湯の名湯として知られている。ここはネットの口コミで褒められていることが多いし、自分がもともとぬる湯好きだし、いつか行ってみたいと思わせる、気になる温泉地であった。 このたび春のグループ旅行で念願の田沢温泉を訪れる機会を得た。宿泊先は「富士屋...
諏訪湖や諏訪大社だけでなく温泉でも有名な信州・諏訪地区の温泉街は、大ざっぱにいって上諏訪と下諏訪に分かれる。この春の信州グループ旅行の1泊目は下諏訪の「旅館おくむら」。 小ぢんまりした少人数向けの宿で、大規模ホテルのような設備、とくに巨大な浴場だの露天風呂だのがあるわけで...
温泉界の東の横綱・草津には一度行ってみたかった。それがこの春のグループ旅行で実現したのである。あるメンバーの「草津へ行ってみたい」という要望が図らずもナイスアシストとなった。 2泊3日の旅の2日目の宿は湯畑近くにある「若乃湯 草津館」。湯畑は草津のシンボルであり中心だ。そ...
桜の花見が話題に上り始める頃。温泉界のキング・草津を訪れる機会をついに得た。今回はグループ旅行であり、メンバーの意向を忖度すると希望の宿は「静かにくつろげる」「人数に対して部屋は広め」「食事はバイキングでない」ところ。予算はひとり1万円台の半ばくらいまで。 そんな全方位で...
ある早春の週末。湯治の真似事をしようと急に思い立った。1泊2日だし、あくまで真似事ですが。 あんまり大きな旅行をする余裕はなかったので、遠すぎず、静かで、一人で静養しに来る客が多そうなところ、でも自炊宿じゃなくて2食付きの旅館、もちろん効能確かな定評ある温泉を持つところ、...
札幌の奥座敷・定山渓温泉。本州でも名の通った大温泉地だ。真冬の北海道「さっぽろ雪まつりを見よう」グループ旅行の2泊目が当地の定山渓ビューホテルだった。 でかい。このホテルはとにかく規模がでかい。1フロアが広いし、かなりの高層階まであるし、しかもそれが本館と新館と2棟あるの...
函館で温泉といえばやっぱり湯の川温泉だろう。明治維新の箱館戦争の折には旧幕府軍の榎本武揚が傷病兵を湯治させたともいわれる。JR函館駅から市電を使って楽に行けるし、函館空港にも近い。 2018真冬の北海道グループ旅行の1泊目が湯の川温泉だった。ある参加メンバーのたっての希望...
茨城県の太平洋側の北端、福島との県境にあたる平潟港には何軒かの温泉宿がある。2018年最初のグループ旅行の2泊目に選んだのが、平潟港温泉「民宿相模屋」だった。 冬の茨城で海の幸とくれば、これはもう、あんこう鍋でしょう。今回あんこうを目当てにやって来たといっても過言ではない...
日本三大瀑布に数えられる茨城県・袋田の滝。2018年最初の温泉旅行となる茨城冬紀行の1泊目が、この滝の近くにある袋田温泉「思い出浪漫館」だった。いかにも乙女チックな名前の旅館におっさんグループが泊まってしまうという暴挙に出たわけである。 実のところ我々も、当初は「変に浮い...
2017年最後を飾る一人旅で訪れた静岡・梅ヶ島温泉。静岡と聞いて思い浮かべる太平洋のイメージからかけ離れた、南アルプスの懐に位置する。オクシズと呼ばれる中山間地域のひとつ、安倍川源流域に開けた小さな集落である。 その梅ヶ島温泉の「民宿力休」に1泊した。全3室という小規模宿...
船員保険会(センポス)をご存知だろうか。船員向けの健康保険組合とでも言おうか。このセンポスの運営する保養所が各地にあって、その一つが静岡県焼津市にある「やいづマリンパレス」だ。ここのお風呂には天然温泉が使われている。 自分も近親もセンポスの会員じゃないし、船業界と関係ない...
魚沼産のコシヒカリといえば誰もが認める極上のブランド米だ。そして魚沼にはもう一つ、極上の温泉がある。「晩秋のぬる湯三昧」と銘打った一人旅で2連泊した栃尾又温泉だ。 このプチ湯治の宿に選んだのが宝巌堂という旅館。口コミ評価は総じて高い。実は1年あまり前にも今回と同じようなコ...
一人旅の大型企画「晩秋のぬる湯三昧」が2日目を迎え、舞台は群馬から新潟へ…。なんと、国境の長いトンネルを抜けると雪国だった! 頭の中が白くなった。越後湯沢に新幹線が止まった。 今宵泊まるのは温泉にハマるきっかけとなった1年前の旅行の宿泊先・貝掛温泉。思い出の宿を再訪するの...
いやー、すごい温泉があったもんだ。すごい・スゴイ・SUGOI。絶対に忘れられない強い印象を刻みつけたのが群馬県・吾妻渓谷近くにある松の湯温泉「松渓館」だ。2017年下半期の大型一人旅企画「晩秋のぬる湯三昧」の1泊目の宿である。 温泉愛好家の間ではよく知られた存在で、熱烈な...
紅葉の季節の福島へいざ出陣。今回のグループ旅行はメンバーの一人が出してくれた車での移動となった。行き先は奥州三高湯に数えられる名湯・高湯温泉である。酸性の白濁硫黄泉が特徴だ。 ずっと行ってみたかったんだよね~。でも人気の温泉地だから一人旅を泊めてもらえる機会はまず訪れない...