温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
もう何回目だか、自分もすぐにはパッと出てこない栃尾又温泉へまた行ってきた。過去の訪問は秋ばっかりだったのが今回初めて春の季節に実行した。桜が咲いて、もう雪は降らないよねっていうくらいの頃(しかし結果的に雪国を甘く見ていた)。 相変わらず、湯治を気取ってのんびり骨休みするのに最適な...
極論すれば日本のどこにでも温泉がある。伊豆大島にも温泉がある。当然のことながら大島に温泉宿もあるはずだ。はい、ありました「大島温泉ホテル」。わかりやすい名前。 伊豆諸島という新しいパターンに挑戦することになった我々グループの旅の3日目は、式根島から大島へ場所を移し、宿泊先がこの大...
伊豆の下田へやって来たおじさんグループ。ご当地で1泊することになっていた。もちろん単に泊まれればいいというわけではない、やっぱり温泉付きじゃないと。そこで検討して決めたのが「下田伊東園ホテルはな岬」。 ちなみに「はな」は漢字で「橤」と書く。おしべ・めしべの蕊(蘂)と同じ意味っぽい...
冬の終わりが見えてきた頃、温泉旅行したいという要望をさる筋から受けて思い浮かんだのが伊豆の畑毛温泉であった。マイカーで行くのに無理のない距離にあること、雪とか凍結の心配はほぼ間違いなく無縁であること、国民保養温泉地に指定された本格温泉であること。まあ3つ目は建前で、本音は自分好み...
冬の味覚といえばあんこう。関東民には茨城の名産というイメージがあり、大洗のあんこう祭が有名だ。久しぶりにあんこう鍋を食べたいなと思って温泉旅行と組み合わせることにした。旅の行程にちょうどはまる場所&お値段的に手が届く相場感で泊まれるだろうと頼りにしたのが北茨城市の平潟港温泉だった...
いわき湯本といえば福島浜通りの一大温泉地で、数多くの旅館が集積している。過去に訪れてから気がつけば5年も経っていた。また行ってみてもいいかなあと思って今回の遠征先に決定。たしかお湯が熱かった記憶があるので、冬の方が向いているでしょう。 十分な規模の繁華街を持っており、素泊まりでも...
甲府駅からアクセスしやすい便利なロケーションの湯村温泉を初めて訪れたときに泊まった旅館が「杖温泉 弘法湯」だった。そのときの印象が良かったので2年半ぶりにまた泊まることにした。前回は真夏、今回は真冬、真逆の季節になったのはたまたまです。 まず、お湯がぬるいのはポイント高い。このブ...
2022年の温泉旅行のラストを飾ったのが西伊豆・土肥温泉の「牧水荘土肥館」。当館は同じ年の春先に泊まったことがあり、同一年内に同じ旅館を利用したのはここが初めてではないかと思われる。それくらい初回の好印象とお得感が強かったのだ。伊豆縦貫道のおかげでアクセスもそんなに大変じゃないし...
安倍川源流域の小さな温泉場・梅ヶ島温泉を5年ぶりに訪問した。前回は一人旅でバスに乗ったのだった。今回は複数人で1台の車に同乗して行ったが、思い出通り、いや記憶していた以上の秘境感だった。とくにご当地へ至るまでの道路がハードモード。 お世話になった「旅館いちかわ」は梅ヶ島温泉らしい...
2022年も師走に入っていよいよ終わりが見えてきた頃、千葉の養老渓谷へ行くことになった。紅葉にはもう間に合わないだろうけど房総だったらあるいは…と、かすかな期待を込めて提案された企画であった。諸般の事情で日程が後ろにずれたこともあって、やっぱり紅葉は終わってたけどね。 養老渓谷に...
山梨市の旧三富村地区にある川浦温泉をご存知だろうか。鎌倉時代の武将・畠山重忠が夢のお告げにより発見したというのが大河ドラマ勢にとってたまらない逸話だ。和田殿と仲良く入ったりしたのかな。 時を経て戦国時代には武田信玄の重臣・山県昌景が整備を行ったとされる。しかも現代の世では、川浦温...
秩父山地にあって日本百名山にも数えられる両神山。この名前を取った温泉宿が埼玉県小鹿野町の国民宿舎両神荘だ。温泉を楽しめて、部屋や食事なども一般の旅館と同様で、高級宿ではないかわりお値段もそこそこリーズナブル。庶民にとってはありがたい存在だ。秩父へのグループ旅行の1泊目として文句な...
晩秋の福島遠征は1泊2日で鉄道+バスの旅。行き帰りの途中の立ち寄りを含めて3つの温泉を体験したい…この制約下でどの温泉地に泊まるべきか。悩みに悩んだ渾身のチョイスが岳温泉だった。中通りのJR駅からバス便あり、非日常感・旅情を感じられそうなロケーション、温泉の質は申し分なし。 お世...
熊本県の人吉周辺で温泉のある宿泊先を探していたら「山江温泉ほたる」を見つけた。場所は人吉市のお隣の山江村。村の物産館「ゆっくり」を併設していることや、現地で感じた建物や運営スタイルの印象から、第三セクターかそれに準ずる施設と思う。 1人泊OKだったこと、1泊2食付きでまあまあリー...
宮崎県の西端、もうちょっとで熊本県や鹿児島県になってしまうロケーションに京町温泉がある。宮崎県の温泉宿に泊まることも旅の目的のひとつだったから、京町温泉付近で旅館を探してみると、加久藤温泉という宿が目に留まった。正確には京町温泉に分類されない一軒宿のようだ。 ポイントになったのは...
現在は合併により高松市となっている香川県の旧塩江町。この地に1300年前の僧行基が発見したとされる塩江温泉がある。全国各都道府県の温泉宿に泊まってみるという野望の香川編を実行するにあたり、まさにうってつけの温泉地といえよう。 一人旅の客を泊めてくれる宿を旅行予約サイトで探したとこ...
秋の米沢遠征の動機として、もともと行ってみたかった温泉地があった。奥州三高湯の一角をなす白布温泉である。奥州三高湯=奥州の標高が高めの場所にある3つの名湯ってことかな。そのまんまやんけ、ってツッコミは無しでお願いします。 ちなみに残りふたつは蔵王温泉と高湯温泉。そっちはすでに体験...
妙高山の中腹に位置する燕温泉。標高1100mというから、平野部が残暑の時期でも涼しいに違いないと見込んで上越遠征の2日目に泊まってみることにした。たしかに空気はひんやりとしていて涼しかった。ていうか、到着時は温泉街全体が雲に覆われて冷たい霧の中にあった。下界はまあまあ晴れだったの...
妙高山・火打山とあわせて頸城三山を形成する新潟焼山。標高2400mの活火山だ。その登山ルートの起点に位置するのが笹倉温泉。と知った風に書いてはみたものの、登山しないし山にも詳しくない自分が笹倉温泉を知ったのは、ネットでいい温泉だという評判を見かけたからだ。 上越妙高~糸魚川遠征の...
群馬の吾妻渓谷近くにぬる湯の秘湯がある。川中温泉かど半旅館。日本三美人の湯に数えられる、日本秘湯を守る会の会員宿だ。ぬる湯派の自分としてはいつか行ってみたい候補のひとつだった。このたび万座からの帰りにもう1泊することにしてかど半旅館のお世話になった。 幹線道路を外れて奥まったとこ...