2025年ラストの旅は伊豆で海鮮と温泉を楽しむ一人忘年会。3~4年連続で年末の企画が同じコンセプトになってしまうが、冬は行き先のバリエーションが難しいんだよなー、特に車で行こうとすると。そのへんの課題は別途考えるとして、比較的温かい伊豆でのんびりするのは悪くない。
1泊目が河津の海寄りだったため途中で東伊豆の温泉へ立ち寄ることにした。熱川や稲取などいくつか未湯の候補がある中で、大川温泉磯の湯という公共露天風呂へ行ってみた。小さな岩風呂がひとつだけの素朴なつくりながら、目前が海というロケーションと加水のみの源泉かけ流しの本格温泉がナイス。冬の海風当たる露天風呂ということで、やや熱めのお湯にはぬる湯派も納得。
大川温泉磯の湯へのアクセス
道の駅伊東マリンタウンで海鮮ランチ
最寄り駅は伊豆急行の伊豆大川。駅から海岸へ向かって下っていく感じで徒歩7~8分。坂はアレだがアクセスはいい方では。
自分はマイカーで。東京方面から小田原→真鶴→湯河原→熱海→伊東を通っていくルートは延々渋滞するイメージがあって苦手意識を持っていたのだが、年末最後っ屁休暇を繰り出して平日を割り当てたことにより、わりとスムーズだった。朝早めの出発もよかったのだろう。
なので伊東まで一気に到達し、道の駅伊東マリンタウンで昼食をとる余裕があった。主だった飲食店が始まる11時より早く着いちゃってしばらく待ったくらいだ。その間にお店をチェックして、ひとりでも入りやすそうな1階の「伊豆まるす」に決めた。開店一番乗りィィィ!!!
平日限定のまるす定食を注文。日替わりネタの寿司と自慢のキンメ棒寿司のセットだ。1年の締めくくりはこれくらい贅沢してもいいでしょう。
伊豆の瞳・一碧湖へ寄り道する
お腹いっぱいであらためて出発。伊東を離れる前に気になっていた一碧湖へ寄り道した。最初に目についた(湖畔前の店舗が運営していると思しき)有料駐車場に止めた。1時間以内で200円。※湖を1/4周くらい進んだところに無料駐車場があることに後で気づいた。
湖の水は澄んでおり、場所によっては鯉や水鳥がいる。湖を一周する遊歩道もあるが現在は一部通行止めになっている。対岸には神社があるようだ。しかし神社までは行かずに1/3周ほど歩いたところで引き返して見学終了。
あとは大川温泉まで直行。磯の湯の駐車場は(伊東から南下した場合の進行方向でいうと)国道135号を右折して山側に入る必要があるのに、磯の湯そのものが海側にあることから左に意識が向きすぎて、右折ポイントをうっかり通り過ぎてしまった。Uターンして復帰。
おーい磯の湯、温泉しようぜ!
国道の短いトンネルを抜けると温泉であった
駐車場からこのような道を歩いていく。
すると国道をくぐった先に小さな港が現れる。
国道をくぐって左を向くと…はい、磯の湯がありました。遠くに小さく、かつて訪れた赤沢温泉の建物が見えてますな。
位置関係でいえば当湯からもう1kmほど南下すると別の公共露天風呂である黒根岩風呂がある。参考までに。
海が目前、まさに磯の湯
では入りやす。受付で500円をお支払い。右が男湯、左が女湯だったかと。そもそもがそんなに大きくない風呂なので靴を脱ぐ場所や脱衣所も小さめだ。貴重品をしまう設備はなく、素朴に棚+かごがパラパラと。分析書によれば「ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉、低張性、弱アルカリ性、高温泉」だそうだ。泉温71.4℃のPH7.5。加水あり、加温・循環・消毒なし。
脱衣所を出るとすぐ露天浴槽。3名の先客がおり、自分を含めて各自が四隅を陣取るとちょうどいいくらいのサイズ感。混雑してきたら2名ずつ向かい合わせになって2名×3組=6名の体制になればいいだろう。当時は平日昼間にしては人が多かったみたいで「今日は多いなー」という声が聞かれた。※途中から5名体制になったし。
浴槽の向こうに1台のカランがある。ただしシャンプーや石鹸はない。それらの使用は禁じられている。その奥に目隠しの塀が立ち、お湯に浸かると海は見えないが湯船を出て立ち上がれば見える。下の写真は帰り際に当湯の横で撮影したもの。こんな感じの風景が展開している。
防波堤の釣り人からこちらが見られる気もしなくはない…。右方遠くの島影は大島でしょう。
熱めの湯なのに予想外に長く入ってた
浸かってみたところ温度はやや熱め。最初は「うーん、ぬる湯派には厳しいか」と思ったけど、冬の屋外という事情もあり、慣れてきたらまあまあいける。しかも湯口からの投入量と加水の調整を客に委ねてるみたい。湯口からの投入はすでに先客が止めており、加水は誰もいじろうとせず自分も手を出さなかった。
お湯は茶色ぽいにごり湯という口コミも散見されるが、当時は無色透明だった。若干の湯の花あり。泡付きは少々あるような気がしなくもない程度。匂いははっきりと温泉臭=呼称は知らぬが伊豆の温泉によくあるやつだ。加水ありといえどもなかなかの浴感で、しっかり効いてくるような感じがする。
浴槽に使われている岩はお湯との接触度合いで白茶→赤茶→黒へと変色が段階的に進んでいる。やっぱり本格温泉だ。温度も熱めだし、調子に乗って長湯すると急にぐったりきちゃうタイプだろう。旅の1湯目からそんな失態を演じるわけにはいかない。いつもの入浴体験に比べてやや短いかなと思う頃合いであがった。
…というつもりで写真の撮影日時データを確認したら、どうやらいつもと同様に1時間近く滞在していたようだ。そんなにいたんだ。途中途中で湯船を出てクールダウンタイムを設けていたとはいえ、よく湯あたりしなかったな。時は師走、場所はいそ(急)の湯だというのに、ゆっくりしちゃったよ。








