お肌ツルツルになる西那須野の大将格 - 乃木温泉 ゆの郷

乃木温泉 ゆの郷(乃木温泉ホテル)
ウインターチャレンジと称して那須の温泉へ行った。冬に北関東へ行くのは自分にとって挑戦だったのだ。そして無事に成功を収めた帰り、晴れてたし道路に積雪もないし時間に余裕あるしということで、西那須野の「乃木温泉ゆの郷」へ立ち寄り入浴していくことにした。乃木温泉ホテルに併設された日帰り温泉という位置付けになるだろうか。

那須の白濁硫黄泉に入りまくった後の仕上げの湯として、ちょうどバランスが取れる感じな透明湯(確証はないが若干の淡黄色を呈してるかもしれない)だった。ヌルヌルした感触やアブラ臭もあって個性は相応に感じられる。なんで乃木温泉っていうんだろうと思っていたら、その由来を現地で初めて知りました。

乃木温泉ゆの郷へのアクセス

紅葉の季節がよさげな大山公園

サンバレー那須に1泊した翌朝、チェックアウトして那須塩原駅までの送迎バスに乗り込んだ。日光は差していたものの、空の大部分には雲がかかり、チラチラと小雪が舞っている。これのひどくなった天候に巻き込まれるパターンを恐れて、自分で冬の行動範囲を狭めていたのだけれど、そればかりじゃ進歩がない。多少は攻めてもいいんじゃないのと思ったのが今回の動機だった。

駅周辺はもう雪の気配なし。普通に晴れている。だいぶ安心感と自信が湧いてきた。電車で一駅先の西那須野まで移動し、東口を出て歩き出す。駅前の郵便ポストが牛柄だったな。
西那須野駅前の牛柄ポスト
駅から当館まで約1km。途中に大山公園(大山参道)なる並木道があった。紅葉の名所だそうで。
大山公園(大山参道)
奥には慰霊塔があるらしかったが、足の小指の皮が剥けて痛かったので歩行量を自重してパス。また車道を挟んで反対側は大木の参道となっており、つきあたりの扉は封鎖されている。中に明治の元勲・大山巌の墓所があるとの由。
反対側の参道

乃木神社へ行ってみるしかないでしょう

大山公園からさらに歩いていよいよ乃木温泉ホテルの背中が見えてきた。正面に回り込めば到着だ。
乃木温泉ホテル
だが今歩いてる乃木通りが神社の参道ぽい雰囲気なのが気になり、スマホで地図を確認して気づいた…乃木通りを10分ほど進んだ先に乃木神社があるぞ。乃木希典大将を祀った神社とな。そういう場所柄だから乃木温泉なわけね。知りませんでした。なにも考えてなかったわ。

足は痛いが、事ここに至っては乃木神社へ行ってみるしかないでしょう。はい、着きました。
乃木神社
用水路を渡って中へ入る。
蟇沼用水
乃木大将と愛馬。背後には石像も立っている。
乃木大将と愛馬
拝殿がこちら。境内全体が年末年始参詣の準備中であった。
乃木神社 拝殿
で、神社から引き返して当館まで来た。冒頭写真に見る通り、ホテル内の大浴場ではなくホテル敷地内で隣に立つ日帰り温泉「ゆの郷」を利用する形になる。


我、乃木温泉を体験せり

アブラ臭がお出迎え

では入館。コインいらずの鍵付き下足ロッカーに靴をしまう。券売機で入浴券を購入し(450円)、左記の鍵とともに受付に提出すると、番号付きの鍵&リストバンドを渡される。

脱衣所では渡された鍵の番号に対応するロッカーを使う。壁に張り出された分析書をチェックすると「ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉、アルカリ性、低張性、高温泉」と記載されており、泉温は49.3℃でPH8.9。加水なし、加温・循環・消毒あり。

さて中へ。いきなりツーンとアブラ臭がしてきた! おおっ、これは…本格的ではないですか。右手に8台のカランが並び、左手に内湯浴槽がひとつというシンプルな構成。浴槽は手前から奥までのびる細長い四角形で、横一列に並んで8名は入れそうだし、さらに向かい合わせになってよければ15名くらいはいけるんじゃないか。

適温のお湯を結構たくさん投入している

浴槽をのぞき込むとお湯は無色透明なように思われる。緑色に見えるのはタイルの色じゃないかな。窓から差し込む日光に照らされる部分から受ける印象だと、うっすら淡黄色なのかもしれない気もしてくる。うーん、本当のところはよくわかりません。お湯を手ですくってみた程度の量じゃ微妙な色加減は判断できないし。

循環ありとはいうものの、湯尻の縁の切り欠き部分からお湯があふれ出して浴室の床を伝って流れていく様は、源泉かけ流し風にも見える。実際、床のその部分だけに注目するなら結構な流量が印象的で、ドバドバかけ流しを連想させられるのであった。

では入湯。ああ適温ですね。41℃くらいか。細長い浴槽だから、一方の端にある湯口の近くにいるか離れるかで温度が違うのかと思って移動してみたが、大して違わなかった。どこにいても同じようなもんだ。

お肌ツルツルになる仕上げの湯

湯の花はあるような、ないような、ほぼ目につかない。泡付きもなし。一方で匂いを嗅ぐと木材系アブラ臭を感知した。これだけはっきりした匂いがあると非日常的な温泉気分が盛り上がるね。そして特徴がもうひとつ…妙にぬるっとした感触がある。なんだか全身が粘膜に覆われたかのような。それも次第に気にならなくなっていくのだが、少なくとも初見の印象は強かった。

当初の浴室内の客は数名、それから出入りがありつつ、概ね4~5名がいる感じだった。8台のカランのうち同時に6台が埋まる場面もあった。この規模の施設にしてはなかなかの利用ぶりじゃないか。ちなみに訪れたのは平日の正午前後である。

熱すぎない適温であってぬる湯ではないから30分浴・1時間浴などと粘って長湯する性質のものではない。適当に温まったところでミッションコンプリート。硫黄泉の後でガサガサ傾向だった肌にツルツル感が戻っていた。仕上げは上々。気分も上々。


おまけ:久しぶりの宇都宮餃子

まだだ、まだ帰らんよ。西那須野から宇都宮へ移動し、街なかの餃子フードコート「来らっせ本店」へ。久しぶりに来たぞ。※もう歩きたくないのでバスを頼った。

当店はドンキのビルの地下にある。次の写真は宇都宮二荒山神社の階段から撮影したもの。
来らっせ本店が入るビル
地下フロアに常設店舗と日替わり店舗があり、今回は常設店舗へ。平日&食事には中途半端な時間帯だったおかげか、待ち行列なくすんなり着席できた。5つの出店の中から「さつき」のオールスター餃子と地ビール・餃子浪漫を注文して一人打ち上げ会を開始。
さつきのオールスター餃子
スタンダードなさつき餃子と、キムチ餃子、ゆず餃子、野州餃子(ニンニク・ニラなし)、青しそ餃子、茶美人餃子(煎茶の練り込み)、下野餃子(とちぎ和牛使用)の7種が勢揃い。

近年減退する一方の我が食欲だとこれで終わるおそれもあったが、まだいけそうだな。水餃子がほしいな。ライスなしにするかわり多少攻めてみるか。香蘭の黒スープ餃子とレモンハイを追加。
香蘭の黒スープ餃子
ようし、餃子を12個もいただいてお酒も飲んで打ち上がった。これにてこの旅もコンプリート。