2025年最後の遠征2日目はいきなり伊豆の東海岸から西海岸へスイッチする。だって2泊目の宿がそっちにあるんだもん。途中の寄り道を考えた際、天気が良くないことから屋外を長時間歩く系の観光は避けたい。となると、やっぱり温泉に入るしかないな。好みの問題でぬるい温泉がいいんだけど…。
探してみたらぬる湯の可能性を感じさせるところが見つかった。その名も堂ヶ島温泉ホテル。源泉温度が40℃を下回っており「ぬるい」という口コミも一部に見られる。ここはいいんじゃないか。
実際には加温により普通の適温で提供されていた。広めの内湯と景勝地トンボロの方角を望める露天風呂がある。飲泉所があったりして結構しっかりした温泉だ。
堂ヶ島温泉ホテルへのアクセス(ほぼiZooの話)
日帰り入浴は13時から
車なしで堂ヶ島温泉ホテルへ行くには、伊豆急下田または蓮台寺駅から松崎経由堂ヶ島行きバスで終点まで。しかしそこから10分ほど歩かなければならない。あるいは伊豆箱根鉄道の修善寺駅から松崎行きバスで瀬浜下車であれば徒歩1分だ。
自分の場合は今井浜温泉「心のどか」をチェックアウトして、同じ河津町の峰温泉大噴湯公園を見学した後、移動時間を計算に入れても当館の日帰り入浴受付が始まる13時には早すぎるため、河津を離れる前に体感動物園iZooへ行ってみた。おっさん一人がうろうろすると怪しまれそうなファミリー・カップル向け施設だけど気にするな。
駐車場が1000円、入場料が2500円。インフレ時代だとこうなるかー。主に爬虫類にフォーカスした動物園で、希少種の保護・繁殖活動にも力を入れているから、それに対する協賛金だと思えば。
体感動物園iZoo…ヘビ・トカゲ・カメがいっぱい
中であんまり写真を撮ってなかったようだ。紹介できる写真がほどんどない。とりあえず入館すぐのところにいたリクガメとカメレオン。
こちらはアルビノのヘビ。種類は忘れた。ホワイトスネークカモン。
とあるフロアは床にウッドチップが敷かれており、リクガメが放し飼いにされていた。触れるし菜っ葉を購入して餌やりできる。ヘビやトカゲに触らせてくれるコーナーもあって体験型の極地。
危険な毒ヘビを集めたコーナーがあったし、熱帯に棲むGやタランチュラの展示もあったな。こうして屋内エリアをひと通り見た後は屋外エリアへ出る。タンチョウ鶴やエミューがいました。
なんだかんだで1時間以上滞在した。iZooを出発したら婆娑羅峠を越えて松崎町、そして西伊豆町へ。このへんは何度も通った勝手知ったる道。堂ヶ島を過ぎたらすぐに当館の看板が見えてきた。
飲泉も可能な自家源泉のお風呂
温度低めの源泉が2種類
正面入口だけを見ると平屋のように思えるが、んなこたあない。崖に立っているためフロントが6階になるのだ。入館してフロントで日帰り入浴の旨を告げてお支払い。1000円。
ロビーの窓からいい感じの景色が広がっている。こちらの陸地から左の小島へ向かって、なんとなく海面に境界線のような雰囲気のスジが見えないだろうか。あそこがトンボロじゃないかな。3月から9月の干潮時に小島へ渡れるくらいの細い道が現れるという。
エレベーターで1階まで下りると浴場棟がある。当時は左手が男湯で右手が女湯。宿泊中に入れ替えがあるのかどうかは知らない。脱衣所には棚+かごのほかに貴重品ロッカーあり。分析書は2種類…「アルカリ性単純温泉、低張性、アルカリ性、温泉」(泉温39℃)と同じ泉質の「低温泉」(泉温31℃)。後者は加温のみで加水・循環・消毒なし。
広めな大浴場の適温湯
浴室にカランは19台。メイン浴槽は広くて(というか長くて)横一列に15名、もしかすると20名いけるかもしれないサイズ。一端が寝湯コーナー風になっている。その隣に2名分のジェットバス(当時はジェットが出てなかった)、さらに隣が「あつ湯」と書かれた2名分の浴槽、その向こうに水風呂。
熱いのも水風呂もパスしてメイン浴槽に集中しよう。お湯の見た目は清澄な無色透明。至近距離で目を凝らすと湯の花らしき浮遊物が若干漂っているのがわかる。泡付きなし。匂いは無臭に近いが微かに温泉臭も感じる。アルカリ性ゆえか、いくらかヌメッとした感触あり。気をつけないと歩いててうっかりツルッと滑りそうな気がするな。注意。
分析書の泉温から好みのぬる湯を期待していたところ、残念ながら普通の適温レベルまで加温されちゃってた…まあ残念なのは自分個人だけで一般的にはこれがベストの調整なんだろう。あんまりぬるいと苦情が来ちゃうだろうからね。冬だし熱すぎることはないから、まあいいか。と考え直して寝湯を交えつつしばし入浴。
中庭の先にある露天風呂にもトライ
そういえば露天風呂もあったはずだな。もしかしてそっちはぬるいかもしれないぞ…急にそわそわしてきて大浴場を15分ほどで切り上げて服を着て男湯を出た。
露天風呂はさらに海の方へ歩いていく。さあ行くぞ、と歩き出したらすぐ飲泉所が目に留まった。せっかくだからいただこうか。備え付けの紙コップに汲んで飲んでみた。ちょっと硫黄ぽい風味がしなくもない。でも変な味ではないから大丈夫。
再び歩き出して中庭ゾーンへ出ると、プールやテントサウナが現れる。振り返れば本館・別館が大きくそびえ立つ。表からじゃわからない堂ヶ島温泉ホテルの正体は結構な大規模ホテルなのだ。
露天風呂の脱衣所には「温泉」(39℃)の方の分析書が貼ってあったかと。こちらにも棚+かごのほかに鍵付きロッカーあり。露天エリアにあるのは10~12名程度の規模の岩風呂だけで洗い場はない。浸かってみたらぬるくはなくてやっぱり普通に適温だった。
景勝地を間近に見ながらの湯浴み
トータルの浴感でいえば大浴場のメイン浴槽を推したいかな。ただし露天風呂は眺望がセールスポイント。当時は海側に囲いが立っていたものの、一部が切れて視界が開けており、そこから海やロビーで見たような小島を眺められた。トンボロ部を含む瀬浜の景色をこんなに間近に眺められる露天風呂はかなり貴重。雨がちの曇りじゃなくてすっきり晴れてれば最高だったな。
しばらく露天風呂に入浴してから再び大浴場へ戻り、メイン浴槽第2弾をやってからミッションコンプリートとした。なんだかんだで1時間くらい滞在した…iZooと同じこと言ってるな。
こうしてすっかりお肌すべすべになったおじさんは堂ヶ島を後にし、西伊豆をさらに北上していったのである。







