すっかりAI時代である。おじさんも、この先生きのこるには時代についてかないといけない。そんな思いが4割・温泉旅行したい~が6割からなる動機を背景に、梅雨の只中に遠征を仕込んだ。なので今回はいつもと少し毛色が違う。パソコンを持参してのワーケーションだ。
こういうパターンには慣れてないから、運行本数の多い電車で行ける都市部・駅からの移動手段に困らない・ネット環境や電源まわりなどの整備状況がしっかりしてそう、を条件にした。温泉付きビジネスホテルなんかがちょうどいいんじゃないか。素泊まりでもいいです。
ということで1泊目をドーミーインEXPRESS掛川に決めた。きれい・快適・PC作業OKに加えて温泉。ばっちりです。
ドーミーインEXPRESS掛川へのアクセス
悪天候を見越してさっさと移動
掛川といえば東海道本線と新幹線が停まる駅だ。これ以上ない便利さ。アクセス面は文句なし。以上。
ところが当日に限って、とんでもなく荒れた天気となった。在来線の方は一部区間で運休となってしまった。週末だったし、移動時間がどれだけかかろうとも気にする必要はない。本当は各駅停車で安く・のんびり行こうと思ってたのに。
しかも悪天候はこれからが本番という予報。運休がどんどん広がっていく可能性もある。新幹線だっていつ止まるかわからない。様子見するほどリスクが高まるなら、少しでも早く新幹線で掛川まで移動すべきだ…こうして予想外の出費とともに、予想外に早く掛川に着いた。
ちなみに乗ってきたこだま号は、ディズニーシー開園25周年記念のラッピング車両。到着メロディもそれっぽいBGMだった。
駅の中でもPC作業
うーん、しかしまだ昼前だよ。チェックインは15時だよ。大雨で外を歩く余裕などない。どうすんだこれ。
幸いにも駅構内にコメダ珈琲があった。おひとり様向きのカウンター席もあり、そこにはPC作業してくれと言わんばかりにコンセントが付いてる。店員さんに確認してもPC作業OKとのこと。では利用させてもらいます。
ネットに繋がずオフラインで作業したので、AIは使わない。検索しない。動画も見ない。個人開発中のPythonプログラミングを自力でひたすら続けたのであった。結局コーヒー2杯+ポテチキで14時半まで滞在した。
店を出ると雨は収まるどころか、もっとひどくなっていた。駅から徒歩10分弱…宇宙の果てよりは近いし有限の距離といえども、大雨はきつい。タクシーに頼っちゃいました。
新しくて、ちょっと贅沢感もある
充実した居住空間
ではチェックイン。2013年オープンだそうでもう10年以上になるが、そうは見えないモダンで新しい雰囲気。AI時代になってもまだまだいけまっせ(意味不明)。チェックイン手続きはスムーズに完了し、部屋のカードキーを渡される。
案内された部屋は10階のダブルルーム。詰め込み感のない、余裕ある空間だ。おこもりでPC作業に打ち込むには最適でしょう。内装もちょっといい素材っぽいぞ。優雅な週末を過ごしてやるぜ。
作業机となるのがこちら。ジャンボな体格の方には少々窮屈かもしれないが自分は問題なし。机上にコンセントの口が複数あります。有線LANケーブルも生えてたかな。
ベッド側がこちら。このサイドテーブルに駅売店で買ってきたものを広げて夕食とした。いいベッドなんで、夜はコロッと眠りに落ちた。安眠できます。ベッドサイドにはコンセントやUSBの口があってスマホ充電に便利。
現代的なトイレとシャワー室あり。洗面台は独立型で大きめ。金庫あり、サービスのペットボトル水が入った冷蔵庫あり。暗号化WiFiもちろんあり。湯沸かしポットやスティック粉末茶もあるよ。翌朝雨上がりに窓の外を撮影したのがこちら。掛川城が見える。
一人合宿の内容
さっそくPCを取り出して作業開始。個人開発中だったPythonプログラミングの続きを行う。AIに指示して作らせるというより、自分で書いてAIにレビューしてもらう流れ。バイブコーディングにはまだ抵抗あるんだよな。そんなこと言ってたら時代に取り残されるのはわかっちゃいるけど。
あと、個人開発だし、それでお金を稼ぐ必要がなく、納期に追われてたり効率を求められてるわけでもない。自分で考えて書く楽しさを優先させてもらいますよと。
時には「宇宙の果てはどうなっているんだ」とか「有限の存在である我々がなぜ無限について確かだと思える結論(定理など)を得られるのか」とかの、世間では青臭いとされ茶化されて終わる問いをAIに投げると、真面目に科学的に答えてくれる。AIすげえ。
仕事の自動化とか戦略・企画立案といった世間一般的なAIスキルアップ合宿とは全然違う内容になったが、タスクに集中できて充実した時間となり、個人的な満足度は高かった。当ホテルの設備・環境もそれに貢献してくれたと思う。
高層階で優雅に入る茶月の湯
湯あがり休憩タイムも抜かりなし
当館の大浴場は13階。茶月の湯なる洒落た名前が付いている。エレベーターを出るとすぐに乳酸菌飲料のケースあり。ドーミーならではの湯あがりサービスだ。その隣が女湯入口、その先にこれまたドーミーならではのアイスキャンディ。
それほど広くはないものの休憩コーナーもあって、漫画やテレビ番組を見られる。ビール含む自販機もこのあたりにある。
男湯に入ろうとしたら、カードキーをかざして解錠する仕組みだった。セキュリティ面ばっちり。中の脱衣所は鍵付きのロッカーが並ぶ。また琴のBGMが流れ、雅な雰囲気を醸し出している。
壁に貼られた分析書には「ナトリウム-炭酸水素塩温泉、低張性、アルカリ性、低温泉」と記されている。泉温29.8℃、PH8.9。ぬる湯派としては非加温の源泉風呂に入ってみたいね。しかし加水・加温・循環・消毒ありとのことで、まあ適温の湯でしょうね。
掛川城を望む内湯
浴室はコンパクト。宿泊者が一斉に押しかけたら窮屈になるかもしれない。おそらくそんなことにはならないだろうし、現に滞在中は十分に余裕ある人口密度の場面しか遭遇していないから大丈夫でしょう。
浴室前方に浴槽、右後方に6名分の洗い場と休憩椅子。カランや置かれてるシャンプー・ボディソープなどの用品類はしっかりしたもので文句なし。浴槽は水風呂とメイン浴槽と半露天風呂。あとサウナ室もあるみたい(サウナは関心外なのでちゃんと見てない)。
メイン浴槽は横一列だと4名サイズ。向かい合わせを許容すれば6~7名。お湯はクリアなべっ甲色を呈しており、無色透明でない分だけ「ああ、温泉だなあ」という気分にさせてくれる。浸かってみると適温だった。うーん、しっかり加温しちゃってますね。まあドーミーブランドともなれば、最大多数の最大幸福を目指すほかない。ぬる湯じゃないのもやむなし。
たまに白い微粒子が漂ってくるのが湯の花ですかね。泡付きはなし。匂いには多少の塩素臭が含まれるがそのうち気にならなくなるレベル。一方の窓から掛川城が見えるのはよい。また、無機質なタイル一辺倒じゃなくて、要所に岩を配して雰囲気づくりを工夫している。
自分と向き合うにはいいかもしれない露天風呂
隣室にもお風呂があった。こちらは四方を完全に壁に囲まれてないという意味で露天風呂。ただし外に通じている部分はそんなに大きくなくて半露天風呂に近い。また藁のようなものが立っていて目隠しをしているため眺望はない。展望の意味では内湯の方が強いか。
お湯の特徴は内湯と一緒。温度もほぼ一緒。向かい合わせは難しく、4名までってところかな。デザイン面では岩風呂の要素が強まっている。観察した限りでは誰もいないか、1名いるだけのことが多いから、独占チャンスは大。露天といいつつもおこもり感があって独占を狙えるので刺さる人には刺さるタイプの風呂だ。
AIと壁打ちした後は茶月の湯で脳みそをリラックスさせ、湯あがりにアイスや乳酸菌飲料。いいんじゃないか。
掛川の町中だったら食事事情にも困らない
夕食はビールとおつまみと夜鳴きそば
素泊まり、かつ悪天候のため事前に駅売店で買っておいたこちらが夕食でございます。パイナップルフィナンシェは冷蔵庫に入っていたウェルカムお菓子。
コメダのポテチキの量がすごくて全然お腹が空いてない。こんなもんでいいでしょう。しかも海苔ピーには手が出ず、ビールとフィナンシェとつまみ鱈で終わった。
21時30分からドーミーおなじみの夜鳴きそばタイムが始まっても、まだ満腹感が残っていた。しかし夜鳴きそばを見送る選択肢はない。こいつを食べなきゃ帰れない。
安定の醤油味ですな…といっても夜鳴きそば体験はこれでまだ二度目だけどね(一度目は鳴子のホテル)。半人前といいながらも結構な量だぞ。
朝はレイトチェックアウトでゆっくりと
翌日。実は13時チェックアウトプランだった。朝起きて風呂に入り、そのままPC作業を開始。9時になってから前日に調達しておいた朝食を広げる。こちら。
張り込み中の刑事が車の中で食べるやつだな。こいつを片付けたらまたPC作業に戻らねばならぬ。AI時代はあんぱんほど甘くない。今日もおじさんはプログラミングとチャットに励むのであった。
ちなみにこの文章は自分で書いてます。AIには1文字も書かせてないし、推敲もタイトル考案もさせてない。効率以前に、そんなことしてまで体験談を書き続ける意味がないからね。
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慣れないワーケーション、かつ梅雨時で雨天の可能性高いことから…実際は予想の斜め上を行く悪天候だったが…、正直なところ安牌狙いで選んだとはいえ、快適かつPC作業しやすい環境で、手軽に温泉にも入れるからちょうどよかった。
素泊まりでも食事の調達に不安なく、夜鳴きそばを計算に入れておけばさらに安定する。新幹線でも在来線でも直行可能な点は融通が利いて良し。一人合宿にはぴったりだった。









