温泉にハマったおじさんがゆる~い感じで温泉めぐりをやってみるブログ。
熊本県の温泉といえば黒川をはじめとする阿蘇エリアや歴史ある山鹿、あるいは小京都・人吉がよく知られているだろうか。だが今回の遠征のためにいろいろ調べてみると、県南の海寄りに大変結構なぬる湯があるとの情報をキャッチした。 その名も湯浦温泉「亀井荘」。観光・宴会旅館のポジション...
長崎県の温泉といえば真っ先に雲仙温泉が思い浮かぶ。火山性を意識させる、地獄谷から湧き出る白濁硫黄泉と聞けば、どうしても行ってみたくなるってもんだ。 しかし一人旅で泊まろうとすると、特に休前日は、おひとりさまウエルカム&お高すぎない宿の空室を見つけるのはハードル高め。今回は...
夏目漱石「坊っちゃん」の主人公にはモデルがいるそうな。その人物・弘中又一の故郷が山口県周南市の湯野温泉だ。なんてことは事前にまったく知らず、旅程の都合と直感にしたがって訪問先に選んだ。 宿泊先は湯野温泉を代表する旅館のひとつ「芳山園」。当時の自分に合ってそうだったビジネス...
現在は広島市に編入されている旧湯来(ゆき)町。ここに町と同じ名前の湯来温泉が存在する。お湯が来る---なかなかストレートな表現だ。麒麟が来ると明智光秀になってしまうぞ。 2019年末の広島旅行で湯来温泉に目を付けたのは、山里でもがっつり中国山地じゃないから大雪の心配がなさ...
海沿いの温泉は全国各地にあり、新潟県村上市の瀬波温泉もそのひとつだ。12月の「越後村上鮭塩引街道」を見学しに行った1泊2日のグループ旅行で泊まったのが瀬波温泉の瀬波ビューホテルだった。 ぶっちゃけると、予算に見合うからってだけで決めたようなものだが、それでオーシャンビュー...
自分は定宿を持たない派である。宿に限らず温泉地まで概念を広げてもいい。少なくとも今は、お気に入りの決まった場所をぐるぐるローテーションするよりは、あちこち体験してみたいと思っている。 ただし例外的にごく少数の、なぜか何度も訪れてしまう温泉地や旅館が存在する。その一つが栃尾...
何もない。このキーワードがぴったり当てはまるのが上田市(旧丸子町)・丸子温泉郷の一角を占める霊泉寺温泉だ。行けばわかるが本当に何もないんですって。 それは良い意味であって褒め言葉である。おかげで3年近く前に霊泉寺温泉の松屋旅館に泊まった時の印象がいまだに強く残っていた。 ...
秋の四国旅行の3泊目は高知県四万十町の「ホテル松葉川温泉」。四万十川源流をなす支流のひとつ・日野地川の渓谷沿いに立つ山あいのホテルだ。評判が良さそうなので泊まってみた。 まわりの環境からすると秘湯の一軒宿的なポジションにも思えるが、ホテルそのものはわりと近代的で不便を感じ...
秋の四国旅行で松山上陸を果たした我ら温泉班一行。続いて愛媛県から高知県へと足を延ばした。海沿いをひたすら走って目指すは足摺岬。四国最南端と聞けば行かないわけにはいかない。端っこ系はそれだけでロマン成分3.2倍(当社比)になるからね。 松山から足摺までは遠い。移動だけで1日...
全国区の知名度と長い歴史を誇る道後温泉。一度は行ってみなければならないと思っていたところ、このたび念願叶って訪れることができた。数あるホテル・旅館の中から選んだ宿泊先は「大和屋本店」。 最初から大きな期待や思い入れがあったわけではない。西日本の温泉宿には疎いし。ちょっとお...