身延山久遠寺の桜再び - またしてもバッチリ満開でした

身延山久遠寺の桜
花見の季節のお話。全国各地に桜の名所はあるが、身延山久遠寺のしだれ桜もそのひとつである。身延の見事な桜を見たい…さる方面からのご要望にお応えして当地を目指した旅の一行。

いやあ、ふたつの意味ですごいね。まずは評判通りの素晴らしい桜。まあ本当に良かった。そして曜日の関係もあるけど客の数と混雑。まあ本当に混んでた。

なお、ピークの時期に車で行く場合、マイカー規制があるので注意が必要だ。予備知識なしで行ったため危ないところだった。

身延山へのアクセス…マイカー規制に注意

下部温泉からアプローチ

実は2年前にも身延山の桜を楽しんでいる。当時は日蓮聖人ゆかりの久遠寺を見学するつもりで訪れたら、ちょうど桜が見頃だったというラッキーに恵まれた。例年ならとっくに散っている頃なのにその年はやけに開花が遅かったおかげ。

あの思い出を忘れられずにまた見たい、というメンバーの意向により再訪となった次第。今回は例年並みの時期を狙って計画したら、うまいこと満開のピークに当たってくれた。ただし週末だから激混みでも文句は言えない。

我ら一行は下部温泉・大市館裕貴屋に前泊した。翌朝に宿のまわりを散歩してたらウグイスが法華経、法華経と鳴いていた。絶好の身延山詣で日和だ。下部温泉から身延山久遠寺まで、車ならそんなにかからない。渋滞しなければ20分くらいで着いてしまう。

臨時駐車場からはシャトルバスで

ところが近づくにつれて沿道の立て札がやたらと目に付き始めたのである…「マイカー規制中、駐車場はこちら←」…まだ久遠寺まで4キロ以上あるのに、ここで車を置いて行けとはこれいかに。

逆らうとヤバそうなので案内に従って本来の道を外れていくと、富士川の河川敷が臨時の駐車場になっていた。相当な広さ&まだ10時前にもかかわらず、すでに多くの車が止まっており、奥寄りのスペースしか空いてない。うげげ。

駐車場から人の流れに乗って歩いていくと身延町総合文化会館の建物の前に出た。そこから現地まではシャトルバスによるピストン輸送で運んでもらう(有料、約10分)。

一番いい時期に行こうとすればするほど、この規制に当たると思う。とくに休日はまず間違いない。そのつもりで計画を。


久遠寺本堂エリアのしだれ桜

三門からの強烈な石段を回避

バスの降車場から久遠寺の玄関たる三門まで5分ちょっと。前回よりも人が多いと感じるが、マイカー規制のおかげか、狭い参道を強引に行き交う車はずっと少なくて以前より歩きやすかった。

三門前の桜がこれ。早くもあでやか大放出。みんな写真を撮りまくっている。なお本記事は久遠寺でなく花見に焦点を当てたものになります。
久遠寺三門前の桜
本来であれば三門から長い長い急な石段を上って本堂を目指す。話の種にもなるし強烈な思い出としても残るから1回は体験すべきだけど、とにかくものすごい石段だ。前回チャレンジしてえらい目にあった。

今回は楽させてもらうことにし、乗り合いタクシーを利用して一気に本堂裏手までワープ(200円)。タクシーという名のバス車両だったのは、お年寄りの割合が高いから、それだけ需要も多いんだろう。

しだれ桜の大ボスとご対面

本堂正面側に回り込む途中で下界を見下ろすと、やっぱり桜がいっぱい。時間に余裕があればこれら周辺スポットにも立ち寄ってみるとよいだろう。
久遠寺周辺部の桜
五重塔の近くにも桜の木がある。前回と似たような構図で1枚。この組み合わせがいいんだよね。
五重塔と桜
そしていよいよ大ボス・祖師堂前のしだれ桜をどうぞ。これを見なけりゃ始まらない。なんとも形容し難い躍動感と美しさ。
祖師堂前の桜
アングルを変えてもう1枚。大ボスだけあってつねに大勢の人に取り囲まれていた。足元には池があって鯉が泳いでいる。
祖師堂前の桜
他に中ボスの桜もあった。こちらはなかなか繊細で優美なお姿。
釈迦殿納牌堂付近の桜
さて本堂エリアの見学はここまで。たっぷりと花見を楽しんでもうお腹いっぱい。メンバー全員満足そうな表情。そういや久遠寺そのものを見学した気が全然しないんだけど、まあいいや。


奥の院へは時間に余裕を持って

ロープウェー乗り場にできた長い行列

この後はノープランだったが、せっかくだから山頂・奥の院へ行ってみようということになり、ロープウェイ乗り場へ。…って、をいをい、めっちゃ長い行列やないか!

ゴンドラリフトじゃなくてロープウェーだからね。2台が交互に行ったり来たりするだけだからね。繁忙期対応で随時運行とはいえ7分間隔だからね。係員の話を小耳に挟む限りでは待ち時間40~50分だからね。もはやディズニーランドかUSJだからね。
身延山ロープウェー
このような行列にぶち当たった方のために注意しておきたい。列に並ぶ前に切符を買っておくこと。とくに単独行動の場合。さもないと、不本意ながら途中で列を離れて切符を買い、最後尾に並び直す羽目になり、泣きをみる。

列が進んでいくにつれて、謎の展示物が見えてきた。少なくとも自分にとっては謎。なにこのバイクと萌えキャラ。
ゆるキャン展示
どうやら「ゆるキャン」という漫画だかアニメだかに登場するバイクとキャラクターらしい。山梨県でキャンプをするというストーリーなのかな。おじさんはゆる~い感じで温泉に行ってるから「ゆるスパ」ですわ。

消えた乗客…身延山のミステリー

そうして本当に50分待ちでようやくロープウェーに乗ることができた。山頂駅そばの展望台からは富士山の頭がよく見える。
展望台から見える富士山
少し歩くと身延山と並ぶ霊山・七面山の展望所がある。三角にとがった形をしていないため高さを感じさせないが実際は2000m近い。車道がなく足で登っていくしかないみたいだし、自分にはちょっと無理かな。
七面山展望所
日蓮聖人お手植え杉や思親閣がある奥の院については割愛します。ちょっと不思議だったのは、往路のロープウェイがあんな行列だったのに、復路は待つことなくあっさり乗れたこと。奥の院を見たらいつまでも滞在しないで戻る人が多いと思うんだけど、乗ってきた人たちは一体どこへ消えたのか。

帰り道も桜の名所

ロープウェイで下山してから、行きに乗り合いタクシーが通った道を、シャトルバス乗り場まで歩いて戻った。下り坂基調で15分程度だから大丈夫、辛くない。
身延山ロープウェー乗り場からの帰り道
この道沿いも桜並木になっていて身延の桜のハイライトに数えられる。中でも濃いピンク色の山桜の方はこれから満開になっていく様子。そういえば前回は濃いやつの方が満開だったんだった。

今回は薄いピンク色の方、とくに大ボスのしだれ桜がピークの時期でバッチリだった。そりゃあ混雑するわ。身延再訪を提案してきたメンバーはいたく満足した様子で、桜は毎年ここでいいくらいのことを口走ってたからな。また行きたいって言いそうだなあ。

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