買い物とお風呂のマリアージュ - 宇都宮天然温泉 ベルさくらの湯

宇都宮天然温泉 ベルさくらの湯
早春の那須遠征の帰りに宇都宮へ立ち寄った。宇都宮といえば餃子の聖地。餃子を食べるためだ。だがその前に身を清めておかねばなるまい。聖地巡礼前の湯ごりってやつだ。

JR宇都宮駅周辺にある日帰り温泉施設の口コミを調べて決めたのが、ショッピングモールの中にある「ベルさくらの湯」。買い物ついでに温泉に入れるとは、なんとまあ、うらやましい。

予想通り、現代風のスマートで万人受けするつくり。源泉かけ流し浴槽はひとつだけだが、温泉使用の浴槽がいくつもあって、人気の炭酸泉も備える。週末でやや混雑してたのが微妙に惜しいけど、それを言うのは望みすぎというものだろう。

「ベルさくらの湯」へのアクセス

いろんなバス路線に迷う

ベルさくらの湯はベルモールというショッピングモールの中にある。JR宇都宮駅からベルモールまでバスで10分・150円。歩いて行くのは距離的に厳しいだろう。

基本的には駅東口のバス乗り場で待てばいい(西口を通る路線もあるようだけど260円かかる)。東口・西口あわせて3社=関東バス・東野交通・JRバスが運行しているらしい。東口だけでもベルモール方面乗り場は2箇所あって、どっちが正解かさっぱりわからん。

困ったら地元民を真似しろ、ってことで人がたくさん並んでいる列の後ろについたら、まもなくバスがやって来た。

広大なベルモールの一番外れ

乗客の大半をティーンズが占める中、一人の怪しいおじさんを乗せたバスは終点に着いた。最後はモールの外周を4分の3周くらいする感じで大きく回り込むから、手前の「ベルモール入口」のサブタイトルを持つ停留所で降りる方が早かったかもしれない(道路を渡れば目的地だ)。

ベルモールは桜のイメージを持たせようとしたのか、看板の文字や背景に赤・ピンク・あずき色を多用している印象。中核にイトーヨーカドーが入ってるわりには見た目がイオンモールっぽい。いいのかな。他人事ながら気になる。
ベルモール
まあいいや。とにかくベルさくらの湯だ。当湯はモールの一番はずれ、シネマ・スポーツジム・家電量販店を通りすぎたところにある。終点のバス停から結構歩くぞ。


人工炭酸泉が目玉の内湯エリア

初めて見たスケルトンシャワー

では入館しよう。下足箱に靴をしまい、鍵を受付に預けて腕輪を受け取る。料金は平日850円・土日祝950円。タオルは別料金。支払いは出場時でOK。

大浴場の脱衣所は鍵付きロッカー方式。どこを使ってもいい。中で分析書を探してみたけど目に入ってこなかった。ベルさくらの湯のホームページによれば「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、低張性、中性、高温泉」とのこと。

浴室に入ると、まずたくさんの洗い場。数が多いかわりに若干窮屈な感じはする。でも人は適度にバラけるから問題なし。たまたま手に取ったシャワーのノズル部分がスケルトンで「へえ面白いな」と思ったのが記憶に残っている。

クリアな黄色い湯の内湯

内湯の浴槽は4つ。まずは10名は余裕でいけそうなメイン浴槽。源泉加水循環と書かれた札が掛かってた気がする。やけに正直なアピールだ。ただし加温と消毒もしていると思われる。

お湯は適温でクリアな黄色味を帯びている。入ってみた感じは悪くない。お湯をすくって鼻を近づけると、塩素臭が強めだったのが残念といえば残念。この日のコンディションだったのかな。

内湯はほかに水風呂と遊び湯と人工炭酸泉。遊び湯はジェットバスや電気風呂などが合体した4名規模の区画。いろんな仕掛けが楽しめるよ、ってことらしい。温泉ではなく井戸水を沸かして使っている。今回はパス。

炭酸泉も井戸水を使用。ここはとにかく混んでいる。3名が適正サイズの浴槽はいつも一杯。お仲間同士だろうか、5~6名が無理やり窮屈に収まってる状況もあった。最後出る間際にたまたま空いてた隙間にもぐり込んで、1~2分だけ試してみたら、シュワシュワは弱めだった。


源泉かけ流し派は露天エリアへ

大きめの露天くつろぎ湯

続いて露天エリアへ出てみた。真っ先に目につくのが「くつろぎ湯」と名付けられた大きめの岩風呂。10名は余裕でいける。源泉加水の札が掛かっており、お湯の色は光の加減のせいか、半透明のうぐいす色っぽく見える。

浴感さえ良ければ加水とかは気にしないので入ってみてもよかったが、やめておいた。ちょうど7~8名のヤングメンが浴槽を取り囲むように輪になってご歓談モードだったため、割り込むのがためらわれた。

濁った濃い黄土色の源泉かけ流し露天風呂

だからといって別にマイナスの感情は持たない。なぜなら隣に本命の源泉かけ流し岩風呂があったからだ。おいらはこっち専門でいいや。4名で一杯になる浴槽で源泉かけ流しだから超混雑するかと思えば、意外とそうでもない。若者や子連れは寄り付かず、シニアの天国と化していた。

やはり源泉かけ流し風呂のお湯は他より濃い感じがする。すっかり濁った黄土色を呈し、塩素臭はなく、微かに金気臭が感じられた。内湯よりも熱めの適温だけど、いったん入ってしまえば結構長くいられる。

ベルさくらの湯に来て入るんだったらやっぱりここだろうなあ。見ていると同じ顔ぶれが何度も何度も源泉かけ流し風呂へ出入りしていた。わかってらっしゃる。

3つのつぼ湯と寝ころび湯

露天エリアには3つのつぼ湯もある。結構豪快にお湯が投入され、入ると勢いよくあふれ出すので気分がいい。源泉加水の札があり、くつろぎ湯と同じお湯が用いられているとみた。塩素臭があと一息抑えられていればなお良し。

また寝ころび湯もあった。ごく浅い、背中の部分だけにお湯が当たるやつ。お湯は留まることなくつねに頭から足先へ一方向に流れていくのが感じられた。温度はやや熱い。屋根がないため太陽がまぶしい。目隠しと下隠しでタオルが2枚必要だな。

あと一番奥の隅っこに、あつ湯がある。自分はぬるめが好きなのでパス。結局はシニア軍団の末席として源泉風呂に入りびたっていた。

長い滞在に対応した施設

以上でベルさくらの湯は終了。今回は試していないが、2階にはチムジルバンという岩盤浴コーナーがある(別料金)。もちろん無料休憩所もある。また食事処やアカスリやエステがあるのは一般的だとしても、カットサロンまであるのは意外だった。

ショッピングモール自体が1日滞在してもらえるように作られているのに、その中にあるベルさくらの湯もまた長時間くつろげるように作られているんだから、おそるべし。時間がいくらあっても足りないね。


おまけ:宇都宮餃子会 来らっせ訪問記

餃子専門フードコート

さあ身を清めた後はいよいよ餃子だ。バスでJR宇都宮駅へ戻り、西口から東武宇都宮駅の方向へ大通りを歩き出す。

10分くらい進むと、宇都宮二荒山神社の向かいにドン・キホーテのビルがある。その地下に「宇都宮餃子会 来らっせ」という餃子専門のフードコートがあった。マスコットキャラと餃子の像がお出迎え。
宇都宮餃子会 来らっせ
常設店舗と日替わり店舗に分かれている。どちらも20人くらいの行列。初見だし変化を楽しむような立場じゃないので常設店舗へ。わりと回転は早いみたいで10分か15分待ちで中に入れた。

席はスタッフが誘導してくれる。席を確保したら、あとは中にある好きな店舗へ行って注文すると、出来しだい席まで届けてくれる仕組み。

おやつ代わりの餃子?!

昼食兼夕食のつもりで餃子で腹一杯にする目論見だった。まずは有名どころの「みんみん」の焼餃子と水餃子。それに餃子浪漫なる地ビール。ラー油いくつ付けますか?みたいなシステムが理解できてなくて自己流で食べちゃった。オーソドックスで飽きの来ない味。
みんみんの焼餃子と水餃子
座った場所がその店のカウンター席だったからというご縁で「龍門」の龍門餃子とスープ餃子を追加。みんみんよりもはっきりした味だ。これで餃子合計23個。もういい。もーう満腹。ごちそうさま。
龍門の龍門餃子とスープ餃子
まわりを見ると本当に回転が早い。みんなさっと食べてさっと出ていく。自分より後に入って先に出ていく客のなんと多かったことか。宇都宮では餃子はおやつみたいなもの、というネット情報は本当だったようだ。

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