このブログが検索界から締め出されつつある事態

がっかりする人
やばい。1年前から始まっていたことだが、状況はひどくなる一方だ。なんとか持ち堪えてきたけどもう駄目かもしれない。

よく知られる通り、ブログ記事を公開すると検索エンジンに拾われて、各ユーザーの検索ワードにうまくマッチすれば候補に挙がって訪問してもらえるようになる。いわゆる「インデックスされる」というやつ。

ところが最近の記事は軒並みGoogleの検索エンジンが拾ってくれない。拾ってくれてもインデックスされない。つまり検索にヒットする可能性がゼロ。検索順位を上げようとブラックな裏技を使ったわけでもないし、原因がさっぱりわからない。ブログ公開する意味あんの?…存在意義そのものが揺らいでいる。やばい。

始まりは「クローラー来ず」

しょせんは愚痴なので今回は手短に、さっさといこう。

変調の兆しは1年前からあった。従来は記事を公開した後、GoogleのサーチコンソールというサービスにURLを登録すると、検索順位が高いか低いかは別にして、すぐにインデックスしてくれた。

それがサーチコンソール上で「検出-インデックス未登録」という状態にずっと留まるようになってしまったのである。この状態は検索エンジン(というかクローラー)が記事ページを拾いに来てくれてないことを示す。拾わないんじゃ検索にヒットするはずもなく。

問題のURLに対して「インデックス登録をリクエスト」を押しても全く効果がない。なんのための機能や。

しばらく観察した感触では、1ヶ月~半年くらい経つとクローラーが来てくれる場合もある。※ずっと来てくれない記事もある。

「今までは公開後すぐ検索対象になったけど、これからは数ヶ月遅れになるわけね。鮮度と瞬発力が命のトレンドブログじゃないだけまだマシか」と、半ばあきらめとともに受け入れる気になっていたところ、もっとひどい仕打ちが待っていた。


もっとひどいロックアウト

年が明けてから急に「検出-インデックス未登録」だった記事が半減した。めでたしめでたし?…とんでもない、かわりに「クロール済み-インデックス未登録」という別の状態へ一斉に移行していたのである。

この状態は、クロールしたけどインデックスしてない=ページを拾ったが検索にヒットするようにはしていない、ということを表す。こうなっちゃうと、もういくら待ってもインデックスされないらしい(噂レベルなので話半分でお願いします。でも自分がその立場になると結構真実味ある)。

これが最近の記事に対してほぼもれなく発生するということは、ようは「おたくの記事は、過去記事はそのままにしてあげるけど、今後のやつは検索にヒットさせないかんね」とGoogle様から退場勧告を受けたに等しい。公開する意味ねー。

なお、本記事公開時点で、2021年秋の中越編~紀伊半島編及びそれ以前のがポロポロと「クロール済み-インデックス未登録」になってる。そして青森編以降が「検出-インデックス未登録」で、おそらく数カ月~半年後に「クロール済み-インデックス未登録」へ移行するのだろう。これらの記事で紹介した観光・旅館業界様におかれましては、検索を通じたアピールに貢献できず、すいません。

サーチコンソールに表示される我がサイトの順位指標も下がる一方だ。これは単に自分の努力不足なんだろうし、Google様がコロちゃんを考慮して人流を抑制すべく旅行関係ページの順位を抑えている可能性もある。しかしもしもですよ、インデックスされる記事が停滞している=活発に更新されてない休眠サイトだ、というマイナス評価がもし背景にあるなら、そんなのハメ込みやんけ。もしもですけどね。


原因と対策

「検出-インデックス未登録」の原因と対策をググると

(1) 記事の内容が薄い → 濃い内容になるよう工夫してリライトしましょう。
(2) 内部リンクが少ない → 別の記事からリンクを張りましょう。
(3) もはやどうしようもない → URLを変えて出直してみましょう。

(1)については、我ながらこのブログが秀逸だとは思ってないし言い返す余地もないが、どないせえっちゅうねん。

いったんインデックスしてもらった結果、ニーズは小さく・検索順位は低く・人気はなく・訪問されずに埋もれて終わる。それはいい(シャア・アズナブル)。だがインデックスすらしないというのはどうだ。生まれる前から死刑にされたようなものではないか。

ある時期以降に初クロールされたほぼすべての記事が同じ憂き目にあっているのもいただけない。ほぼすべてだからね。一律対応すぎて、ちゃんとAIが中身を判断して決めているとは思えないんだが。

検索エンジンが気に入る内容って、やっぱり「いかがでしたか」と最後に書くべきなのか? Twitterを参考にするなら「ちょっと聞いて」「何度でも言います」「詳しくはプロフへ」「一緒に勉強しよう」と書くべきなのか? …その答えはプロフに、ないよ。

(2)についてはいささか不自然なのを承知で過去記事に「こちらもどうぞ」とリンクを張ってみるかな。あと試してみたいこともある。過去記事をいくつか紹介するまとめ記事をたまに作るのだ。新しい情報は何もないが内部リンクのためだ。水増ししてるみたいで気が引けるがお許しを。でもそのまとめ記事じたいがインデックス未登録のままだと意味ないね。あー袋小路。

(3)は最後の手段。下手すると悪質テクニックと判断されてもっとひどいペナルティにつながりかねない。できればやりたくない。

あとは交流するつもりはなく告知目的で、SNSに記事へのリンクを張るくらいか。これには検索エンジンに頼らない流入という効果がある。でもSNSってのはおじさん世代にはちょっと怖いものに映る。変に絡まれたりするリスク以上に効果あるのかな。


惰性で続けるつもりではいるが…

最終的には悟りを開いて放置かな。私的な日記を誰でも読めるようにしているだけ、ってことになりそうな。原初のウェブに戻るみたいな。

まあそれもいいかもしれない。残念なのは数々の素敵な温泉や旅館や観光スポットを他の人に発見してもらえるチャンスがゼロってことだ。昨今ますます苦しい業界だけにブログを通じて少しでも貢献したかったけど、それを機械的に封じ込まれちゃあね。自分ひとりのエピソードで閉じてしまって広がりがなくなってしまうのは残念だ。

というわけで、モチベーションはだいぶ下がったが、しばらくは自己満足上等で続けたいと思う。結果は期待せずで。