2017年とは何だったのか - 温泉とブログとわたし

会議の図
いよいよ2017年が暮れようとしている。歳を取ると時の経つのが早い。あっというまに1年が過ぎてしまった。思い返せば、これほど特異な年も近頃なかったと思う。ずっと完全インドア派だったのに、今年からいきなり温泉旅行に凝りだして(正確には2016秋から)、ブログで情報発信までするなんて、1年半前には想像もつかなかった。

この非連続な変化で特徴づけられる2017年を振り返りつつ、今後を占ってみたい。

多様な視点から考察するため、本人の自我を、の4つのエレメントに分離して、疑似4名のメンバーで議論を行った。以下に議事録を公開する。

2017年を振り返る

エンジョイと意気消沈に二極化

「いやあ、1年間本当にご苦労様でした。振り返ってみて、どうですか? この2017年は」

ロクでもないことが多かったですね」

「ロクザぁ!」

「直虎の重臣かよ。木でも切ってろ」

「(初っ端から脱線するなよ…)え? そうなの。温泉とかさんざん楽しんでたじゃん」

「そっち方面はいいんです。大満足。でも他が、ね」

「意気消沈するような出来事が多くて」

「あー…たしかに大きな失敗をしたわけじゃないけど、徐々に追い詰められるというか、いろんな方面で斜陽感が身にしみた年だな」

「なので余計に温泉方面に入れ込んでしまったかもしれません。逃避ってやつですかね」

「逃避! スペース・ランナウェイ! 伝説巨神!」

「逃げ恥でボケると思わせてイデオンかよ。発動篇がトラウマになるわ」

すっかり変わった生活パターン

「生活パターンもだいぶ変わったよね。旅行を計画するか、実行するか、ブログを書くか、そっちの比重がえらいことになってる」

「たとえば、インドア派だったんでゲーム用にプレステ4を持ってるわけですが、いつの間にか某定額動画配信サービスの再生専用機と化してまして、それどころか今じゃ単なる置き物になってます」

「しいていえば寅さんシリーズの再生専用機。でも、それすら週1も見ない。月額料金をほとんど捨ててるようなものです」

「俺ぁなんだか頭痛くなっちゃったな」

「初代おいちゃんかよ。まくらにさくらを取ってもらえよ」

「とにかく、他にやりたいこと・やらなきゃいけないことはあっても、全然時間が足りないんです、毎日がチョー忙しくて」

「ロクでもないとかいいながら、それって結構充実してるんじゃないの」

「それを言っちゃあ、おしまいよ」

「柴又を出ていく寅かよ。旅先で登と再会してろ」


ブログ運営はどうだったか

持ち上げて落とされたブログの勢い

「ところで、ブログの開設からも約1年が経って記事もだいぶ増えたわけだけど、今はどのくらいアクセスされているんだい?」

「当初は日々のアクセス数がゼロに近い1桁という悲惨極まりない状況でした。それが6月に2桁に乗りまして、8月から10月にかけてはさらにぐぐっと伸びまして」

「ぐぐぐぐぐーっと、ぐぐぐぐー」

「虫コナーズかよ。かなんやっちゃなぁ」

「ほう、いいじゃない。 それじゃ念願の3桁も夢じゃないとか?」

「それがですね…11月のある日を境にガクーンと落ちたんです。その後も回復するどころか、じわじわ下げ続けて、笑っちゃうくらい落ちました。最盛期の半分以下。8月より前に戻っちゃった感じですね」

アクセス減の理由を考察する

「そりゃひどい。更新は定期的に続けているのに、なんでそうなったんだろう」

「考えられるのは、

1. 読者層の枯渇
 本ブログに興味を持つような人はすでに読んでしまい、潜在的読者層が払底した。

2. 季節要因
 (2-a) 年末時期はみんなリアルが忙しくネットを見ない。
 (2-b) 温泉旅行の記事を求めるのは春~秋が主。冬はあまり求められない。

3. Google要因
 (3-a) なんらかのペナルティを食らって検索にヒットしにくくされている。
 (3-b) 検索ランク付けのアルゴリズム変更に巻き込まれて割を食った。

…このあたりですかね」

「もし1だったらキッツいね。考えたくないなあ。1じゃないことにしよう」

「2もあり得なくはないですが、自身の行動パターンを顧みても、年末だからネットを見る傾向がガラッと変わるなんて不自然すぎます。3-aは心当たりがまったくないので、あるとすれば3-bでしょうか」

「3ねーん、bぐみぃー!」

「桜中学の金八かよ。くさったミカンでも食ってろ」

「いや、角館東高です。オラー! 柔道の練習せんかー、カラスぅー!」

「思えば遠くへ来たもんだかよ。山田隆夫が高校生役なんて、ずうとるびかよ」

「ちなみに同時上映は、男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 でした」

安さんからのメッセージ

「ちょ、話を戻そうよ。アクセス激減に対してどう対処すればいいの」

「いやー、どうしようもないっす。どうしていいかわかりません」

「変わらず淡々と記事をアップし続けるくらいしか…。モチベーションが続くかな…」

「なんかさ、ありがちなブログでさ、最初の年は頻繁に更新してたのに、2年目に激減して、以後放置、ってのがよくあるじゃん。そのパターンに追い込まれつつあるんじゃないか?」

「我々も所詮は“その他大勢”のひとり。統計の力には逆らえず、ありがちな結末に収れんさせられてるんでしょうかね」

あきらめたらそこで試合終了ですよ」

「アンタ誰だよ!」

「西の国からやって来た安らぎのエレメントです。みなさん、もっと気楽に構えましょうよ」

「主張を聞こうか、安西せんせ…じゃないや、安さんよ」

「その1:アクセス数を気にしすぎない。もともと自分への備忘録の意味もあって書いていたはず。見返りを目当てにしては本末転倒だし、いらぬ苦しさや不満を抱え込むことになりますよ」

「お世話になった旅館や温泉の良さを広く知ってもらいたいという目的のためには、たくさん読まれる方が望ましいんですが、まあ言われたこともたしかにごもっともですね」

「その2:悲観するのはまだ早い。ぐぐっと伸びたこともあれば激減したこともある。ならばまたぐぐっと伸びるかもしれないではないですか。毎日の数に一喜一憂してたら身がもたない。もっと長期的な視野で考えるべきではありませんか」

「そこまで達観するには修行が足りてませんけど、努力してみます」

「その3:」

「内角をねらいえぐりこむように打つべし!打つべし!打つべし!」

「丹下段平かよ。しかもそいつは“明日のために・その1”の左ジャブだからね」

「まあまあ。私からの“明日のために・その3”は『小刻みに打つべし』ってことにしておきましょう。ではこれにてさらばです」

「結局はあれこれ気に病まずに続けろってことか。それが難しいんだけどね」


2018年の温泉旅を展望する

北へ、西へ

「さて来年の話に移ろうか。2017年は行ってみたかったところへも行ったし、やってみたかったこともやった。けっこう満足したんだが、2018年の狙いは?」

「47都道府県の温泉宿に泊まる野望があるんで、少しでも進捗させたいですね」

「東日本はあと青森県と東京都だけです」

「東京はいつでもクリアできるとして、青森はずいぶん遠いし、どうせなら3泊くらいの大型企画を組んで臨みたいね」

「それから西日本にも目を向けないといけません」

「そっちの方は鉄道旅だと厳しいところがあるな。飛行機を活用する発想が必要かもしれない、西はね」

「わいはあかん…だめな男や…」

「マンモス西かよ。このうどん野郎」

「一度は山陰地方か九州の温泉に行ってみたいですね。うどんをすするかどうかはわかりませんが」

グループ旅行も一人旅も盛りだくさん

「今年はグループ旅行もやけに多かった。来年の見通しはどうなってる?」

「冬の間に2つ計画があります。これはほぼ確実。あと確度は下がりますが春にも1つ、いや2つ。いやいや3つかな。構想が動いてます。この分だと月1ペースすらあり得ます」

「じゃあその合間に一人旅を入れていく感じか。今年と同じくらい盛りだくさんだな」

「グループ旅行と青森や西日本への一人旅という野望。これらを休暇のやりくりでどう両立させていくかがポイントになるでしょう」

「もちろん関東近県にもまだまだ行ってみたい先はあるから、そっちも狙っていきます」

「ジョー! テンプルを狙えぇー!」

「また丹下段平かよ。タイガー尾崎をぶつけるぞ」

複雑なセンチメント

「しかしまあ、この先も夢と野望がいっぱいじゃないか。ロクでもないとか意気消沈どころか、結構盛り上がってるんじゃないの」

「うーん、そうなんですかねえ…」

「そういう見方もできますけど、公私トータルでみると、明るい未来にウキウキというほど希望に満ちてるわけじゃない。だけど悲観に染まってもいないし、なんかこう、どっちつかずというのか、スッキリしない気分ですよね」

「そりゃ今年はしょうがないさ」

「え? なぜです?」

「だって2017年だろう?」

「はい」

「2017は素数だからね。簡単には割り切れないさ

「おあとがよろしいようで」

…良いお年を。

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