ブログ開設3ヶ月をふり返って - アクセス1桁を乗り越えろ

自分会議メンバー:火・水・土・風
2016年12月にブログを始めてから間もなく3ヶ月。アクセス数で一喜一憂すべきじゃないと頭ではわかっていても、公開している以上、やはり数字は気になってしまうものだ。

個人ブログについて「我慢の期間」「この後から伸び始める」とよく言われる3ヶ月経過を目前に控えたこの機会に、ここまでの活動を総括する「自分会議」を開いた。

多様な視点から考察するため、本人の自我を、の4つのエレメントに分離して、疑似4名のメンバーで議論を行った。以下に議事録を公開する。

現在(3ヶ月後)の深刻な現状

この世界の片隅に「安定の1桁」よりひどい惨状が

「さて、ブログ開設から約3ヶ月が経過したわけだが、アクセス状況はどうなってる?」

「ひどいもんです。1日のアクセス数はいわゆる『安定の1桁』ですね」

「ううむ…よく聞く話だが我々も例外ではなかったわけだな…」

3ヶ月は我慢して継続しよう、3ヶ月過ぎたら上がってくるよ、っていうこともよく言われますけど」

「ところが状況は逆に深刻です。徐々に増える兆しがあればまだしも、だんだんゼロに終息しつつあるんです。安定どころか、衰退の1桁です」

「なにィ?! 大事なことなのでもう一度言う、なにィ?!」

「2ヶ月経過までは2桁いく日があったりして、少しずつ離陸する気配も感じられたんです。ところが3ヶ月めに入った途中から急に減速し出しまして」

「どこにも宣伝してないし、どこからもリンクされてないから、訪問してくるのが検索流入オンリーだとすると、Google先生に嫌われちゃったんですかね」

「その可能性はあります。Googleが検索アルゴリズムを変えたというニュースが出たり、一部でアクセス急減したと騒がれた時期とちょうど符合するので」

「そんなの関係ねぇー、でもそんなの関係ねぇー(よしお)」

「私もそう思うが…安定の1桁ブログを相手に影響を及ぼすなんて、無駄だし意味ないでしょ。関係ないんじゃない?」

「でも同じ1桁にせよ、もうすぐ平時2桁に届きそうな『良い1桁』だったのが、ゼロの日もあるよってなる寸前の『悪い1桁』に、その頃を境に明らかに変わったんです」

「良い1桁、悪い1桁、普通の1桁。ハイスクールララバイ」

「100%片想いになるからやめなさい」

クロール頻度もつられて下がる

「ちょっと待ってください。開設初期はアクセス数を気にしても意味がない、Googleサーチコンソールで見られるクロール頻度が伸びていればOK、という意見も見かけましたよ」

「おお、そうだ。クロール頻度はどうなってる? 伸びてないか?」

「んー、駄目ですね。時期を同じくしてちっとも来てくれなくなりました。記事は増えているのに、頻度は当初よりむしろ減ってます」

「バイタル低下! 呼吸停止!」

「挿管! じゃねえよ。…しかしまいったね、終了宣告ってことかな、この仕打ちは」

「いけません。あきらめたらそこで試合終了ですよ」

「Google先生…ブログがしたいです」

雑記が最も注目されるチグハグさ

「気を取り直して、もう少し詳しくみよう。一番アクセスがあった記事は何かな?」

「『Chromebook Flip CPA100を買ってみた』です。2位は続報の『Chromebookのセットアップで気づいたこと』です」

「温泉とプログラミングの話題を扱うブログなのに『その他』扱いの雑記がワン・ツー
とは、いやはや」

「でもサイドバーにある人気記事の四天王は温泉系ですけど?」

「自分自身からのアクセスを除外するツールを入れる前に動作確認で何度もクリックした分が残っています。リセットできるといいんですが」

「ブログが成長してくれば、そんなカウントは無視できるノイズと化すんだろうが、安定の1桁じゃ永遠の四天王だな」

「永遠のゼロ(アクセス数)!」

「縁起でもないこと言わないの」

検索クリックとページビューの不思議な関係

「じゃあ、Googleサーチコンソールやアナリティクスで見られる検索クエリの統計も同じ傾向なんですね」

「そうです。少ない中でもクリック実績はChromebook関連のキーワードの圧勝でした。でも不思議なことがあって」

「世界ふ」
「ふしぎ発見!」
「(…かぶせてくるなよ)」

「温泉やプログラミング関連のキーワードもたくさん、一覧に並んでいることはいるんですが、クリック実績が0ばっかり。0・0・0・みーんな0、みたいな」

「へ、へぇー、そうなんだ…(涙を拭いて)それで?」

「訪問機会が検索流入くらいしかないわけだから、温泉・プログラム系の記事は検索クリックが0ならアクセスも0になるはず。つまり我々を除くと、有史以来まだ霊長類の目に一切とまったことがない記事=『地球最後の秘境』ってわけだな」

「いやそれが、毎日とは言いませんが、それらの記事もそれなりにポツポツ訪れて来ているのが不思議なんです」

「なんだかわからないけれど、見つけて来てくださる方がいるんですね」

「ありがたいことだ」

どこかのクローラーロボットなんでしょ

「それ言っちゃ駄目ーーー!!!」

(直視したくない現実を突き付けられて自我が崩壊しそうになったため、しばし休憩)


現状の反省点を抽出する

なにがいけなかったのか

「では気を取り直して。アクセス数だけが目的じゃないよ・自分の思いをそのまま紡ぐことも大事だよ、とはいっても、改善すべきところは改善してブログを立て直すべきだと思う」

「そうですね。温泉旅行の楽しさを伝えたつもりが、Googleのアルゴリズム的には『ノー』、人の目から見ても『まったく興味を惹かない』ってことだから、これじゃ温泉地への応援にもなりません」

「まだ旅行記を書いていない、あとに控えてる愛すべき温泉たちのためにも、どうにかしなきゃいけないと思います」

「おや、いいこと言うねえ。ふだんは呆けているくせに、たまにキリッとする、笑点の木久扇師匠みたいだねえ」

「おそれいります」

「じゃあ私は水のイメージカラーが青だから…小遊三師匠かあ…下ネタは得意じゃないんだけどな」

「じゃあ私は? 土のイメージカラーに合う大喜利メンバーがいないんだけど」

「まじめで手堅いけど突き抜けて面白いことは言わない、薄いキャラだから、好楽師匠ってとこですかね」

「なるほど。しかし喜んでいいのやら…」

「じゃあ私は、火のイメージカラーの赤。って山田くんじゃないかあ!

「おーい『例のもの』を持ってきて!」

「うるせえ」

今度こそ「なにがいけなかったのか」

プログラミング記事は題材がまずい

「みんな1回! 1回ちゃんとしよ。不振の原因は何かな? 単に運営期間や記事数が足りてないだけなの? 今のまま続けていけば好転するの?」

「アクセス数やクロール頻度が減少傾向なんだから、足りないのは我慢じゃなくて、明らかに構成や書き方ですよね」

それ以前に題材がまずいってこともあり得ます。たとえばプログラミングの記事。なんですか、あれは。あんなのマニアックすぎて『誰得』もいいところじゃないですか。読みたい人なんか世界のどこにも、西之島まで行ったって、いやしません」

「うん、まあ、そこは無人島だけどね。言いたいことはわかります。でもまあ、あれは個人的な趣味全開でね、うん、まあその、どうしてもやりたいんで、見逃してほしいんだよね」

「おっとぉ、たいがいの会社に存在するぅ、お偉いさんの肝いり案件てやつですかぁ。会社が倒れそうになるまで誰も手を突っ込めなぃ、アンタッチャブルといぅ」

「そこまで言っちゃうと身も蓋もないんだけどね。切るのはもうちょっと待ってほしい」

「ちっ。わかりました。『じこまん特区』ということで残します。でも後の議論で判明した反省点はちゃんと活かしてくださいよ」

「はいはい」

温泉記事は重複しやすい

「次に温泉旅行記ですが、こいつは一般に広く関心を集めそうなジャンルだと思うんです。Chromebookよりもはるかに。題材は悪くないはず。なにがいけないんでしょう」

「メジャーであるが故に検索順位競争の激しいレッドオーシャンなのでは」

「レッド! 赤! 山田くん! 例のもの!」

「うるせえ。…競争が激しいなりに、なにか立ち向かう工夫はないだろうか」

「やっぱりクリックされなければどうしようもないので、ベタですが、(1)検索エンジンに好まれるような構成にすることと、(2)クリックしたくなるタイトルの工夫、ですかね」

「それについては考えがあります。いまは旅行記を時系列順に、複数回にわたって連載してるじゃないですか。それがよくないと思います」

「というと?」

「まずタイトルが似通ってしまいます。『XXX温泉 XXX旅館 - XXX旅行記そのX』といった平板な共通部分がタイトルの多くを占めてしまい、キャッチーな言葉を入れる余地が少ないです」

Google先生は重複コンテンツを嫌うんでしたっけ。タイトルが似てるとやはり嫌われやすいのかもしれません。それに時系列順の連載形式だと記事内容自体も重複しやすくありませんか」

「ううむ、たしかに。同じ宿に連泊したとして最初の記事が『1日目、温泉がとてもよかった、食事はおいしいです』。次の記事が『2日目、今日も温泉を楽しみました、食事はやっぱりおいしいです』ってなるよな」

「歴史は繰り返す。1度目は悲劇として。2度めは喜劇として(カール・マルクス)」

「結構ぐさっと刺さるからやめなさい」

雑すぎる記事の分け方

「記事の切れ目もあまり考えられてませんよね。それだと検索エンジンにとって(もちろん人間にとっても)、各記事の『いいたいこと・アピールポイント』が見えないんじゃないでしょうか。個々の記事をどんな検索ワードにマッチさせるべきなのか、検索エンジンの判断が散漫になっている可能性があります」

「その点は正直すまんかった。1000文字を目安に機械的に切っていました。連載だからいいでしょうってね」

余計なお世話のページネーション

「あと、記事の最後に、同じ旅の別記事へのページネーション・リンクがあります。あの手法、調べてみると嫌う意見がわりと多いんですよ」

「SEO面でもいかがなものかと。アンカーテキストがページ番号の“1”とか“2”では有効なキーワードと紐付けられませんし、『続き』『次記事のページ番号』『次』と、近い場所に3つも同じ行き先のアンカーを設けたら、過剰リンクで嫌われませんか」

「あれも浅はかな考えだった。SEOを研究し尽くしたであろう大手マスコミ系サイトがよくやる手法だから効果てきめんに違いないと真似しちゃったのだ」

「ひとまねこざる」

「結構ぐさっと刺さるからやめなさい。それにネタが古いよ」

4つの問題点・プラスワン

「…では整理すると、(1)時系列順の連載形式が契機となって、(2)平板な似通ったタイトルばかりを生み出し、(3)記事内容も主旨の見えにくい散漫かつ重複コンテンツぽくなり、(4)気を利かせたつもりのページネーションは逆にイケてない、と」

「オブラートに包まない冷徹な意見をありがとう。(半分涙目で)それじゃ検索エンジンに嫌われるし、たまたま検索結果一覧に紛れ込むことがあってもクリックする気にならないし、たまたまクリックしても続きまで読んでくれないよな。ぐすん」

「あーん。あーん」

「星新一かよ。ラストが不気味コワイからやめなさい」

「さて、それらの4点を改善するため…」

「待たれよ。指摘事項が1つ抜けている」

アンタ誰だよ!!

「拙者は通りすがりの光のエレメントなり」

「光! ヨード卵! 赤い卵! 赤! 山田くん!」

「(聞き流して)主張を聞こうか、光さんよ」

「記事内の見出しの付け方に無駄がある。文書構造化の重要な構成要素であり、キーワードを入れたりキャッチーにしたりと工夫を凝らすべきH2タグ見出しが『1日目』『2日目』とはこれいかに。雑すぎると心得よ。では拙者はこれにて」


今後の対策

時系列連載からトピック単位の完結型へ

「…ふぅー。そこで提案です。読む側の都合を考えれば、1つの温泉や宿の話題を複数記事に分散せず、1つの記事内で完結させるべきだと思うんです。検索エンジンも書く方ではなく読む方の意向を汲んでチューニングされるはずですし」

クリーンスパ市川の温泉記事は1話完結型ですが、やっぱり悲惨な状況なのは変わらない。だから完結型にすれば絶対効果があるとは保証できませんけど、試す価値はあると思います」

「そんなことしたら記事数はかなり少なくなる。温泉旅行なんて月に1回行ければ御の字だから、どう頑張っても年間10本そこそこしか書けないぞ。今度は更新頻度のせいで嫌われるんじゃないか? 大丈夫か?」

「必ずしも、1回の旅行=1記事、に縛られなくていいと思うんです。複数記事でもかまわない。ただし時系列で分けるんじゃなくて、トピックやスポットで分ける。たとえば…『XXX旅館』『星を見るツアー』『噂の行列店』とかね」

「宿の魅力をどうしても複数の記事で伝えたければ、1日目・2日目よりは、温泉編・食事編みたいに分けてみたら? H2見出しも効果的に書けますよ」

「なるほど。それなら検索する人の関心事に沿った最適な記事をヒットさせやすくなるわけだな」

「異論はありませんが、でもそれって旅行記といえるでしょうか。旅行ガイドと呼ぶならしっくりきますけど。観光協会や旅行会社が書きそうなことを書きたいわけじゃないでしょう。旅行記ってなんですかね」

「誠意って何かね」

「うるせえ。かぼちゃ持って北の国に帰りやがれ。やるなら今しかねえー♪んだよ」

「(古いよ…)子供がまだ食ってる途中にすいません。あのですね」

「(乗っけてきやがった…)はい、どうぞ」

「実際のところ、我々は旅行ガイドや温泉カタログを作りたいわけじゃない。そんなのは目指してない。でも利便の面から体裁についてはそちらへ寄せつつ、そこに時系列のエピソードから切り出した体験談や個人の感想をうまく織り込むことで、生き生きとしたリアリティを浮かび上がらせ、『ああ楽しそうだな・行ってみたいな』という共感を呼び込む、ってのが落としどころかと」

「おお、うまいこと言いますね。きれいにまとまりました」

会議をふり返って

「じゃあ、その線でやってみようか。時系列方式に比べて筆が進みそうもない不安はあるけども。実は書き溜めた時系列型の旅行記があるんだが、それらを書き直さないといけないし、過去記事も直したいしで、更新頻度は鈍りそうだな。Google先生の評価がまた下がっちまうな」

「いいじゃないですか。どうせ今だって地を這う寸前の超低空飛行なんですから。もはや下げる余地などないんです」

「死んだふりモードで反転攻勢の準備を粛々と進めるってとこだな」

「それにしても…我々のこのグダグダを公開して大丈夫ですか。本やテレビの小ネタをちょいちょい挟んできて、脱線してばっかりだし、規模の割に中身はうっすいし、それこそ水増し記事とみなされてGoogle先生から低品質判定を食らうんでは…」

「心配ないさ。この議事録、とにかく文字数だけは多いだろう?」

「ええ」

間違いなく良(量)記事だよ

「おあとがよろしいようで」


(追記)その後、開設6ヶ月を振り返る会議が行われた。

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